兵庫県立美術館へ参りました。
奇想が生まれた時代、その系譜。
自分が個展をするまで、こういった展示を見に行っても、並べ方とか、タイトルの意味とか気にせず、ただ作品集を見てた感じなのですが、美術って年代を追って見ることで、楽しみが増えるんですね。
この展示のはじめに置いてある世界観は、もはや日本の少年漫画にも出てくるような絵ばかりです。
マンガを良く読む人なら、「珍しくもない」もの。
それらは18世紀に登場した「創造」だったのですね。
そんなことに気づかせてくれた展示、とても面白かったです。
誰かが企画して作っているということを今日は初めて実感しました。
神戸の展示は明日が最終日ですが、行く方は楽しんできて下さい。
現代の技術「3D」を用いて再現された奇妙な生き物たちもいいなあと思いましたし、「出たー!ギャグ部屋、ウケルー」と興奮した骸骨のインスタレーション部屋もなかなか笑えました。
猫のインタビューの部屋は、せめて和訳してほしかったかな。
猫との会話なら小林賢太郎さんのほうが上手そうだなとか、明後日なことを考えてしまいました。
で、そんな展示に感化されて思いついてみた絵。
「たまご掃除機」
「壊れた掃除機」
思いついてみたくなりますよね……。
皆様の頭には何が思いついたでしょうか?
素敵なひらめきが助けになりますように。
今日のご来訪もありがとうございました。
腰……もう大丈夫そうです!
弱音に沢山つきあって頂いた皆様に感謝致します。


