絵本のサイズを決める | Show space

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絵本作家しょうみのりのブログです。

次の仕掛け絵本の参考のために色んな作品を見ました。

出版社さんもチェックして、面白い本を作ってるな、素敵な作品が沢山あるな、ここに私の作品も並べて貰えたらどんなに嬉しいだろうか?

なんて夢見ながら、自分の作品をどんなサイズにするか、何ページにまとめるのが最適なのか?と検証。

 

楽しくなってきました。

ビジョンがはっきりしてくると、動きも早くなります。

 

今日は梅田ジュンク堂書店7Fで絵本作家さんの原画展も見てきました。

加藤 休ミさんの新作「ぼーるとぼくとくも」が発売されています。

原画を見たとき、ザリザリ・ボコボコの素材を塗り付けて(パステルかなあ??と考えた)その上からアクリルを重ねたような、油絵っぽい質感だと思ったのですが、どうやらクレヨン一つで描きあげているようです。

加藤さんはクレヨン画家なんですね。

 

以前に食べ物の絵本で高い評価を受けて売れっ子になったと伺っていましたが、この絵本は“雲の白”と“赤いボール”の配色に大胆な構図が面白かったです。

色んな青が存在しますが、この作品の青はペンキのようにスキのない青色でした。

 

食べ物の作家さんという先入観があったので、ボールが梅干しっぽいなあ(まんまるではない)と思って見ていたら、雲と合体して「おにぎり」になったり。

 

雲がボールと合体……何が起きたんでしょうね?

発想はシンプルなものですが、はじまりの大胆さで引き込み、着地の自然さで「妄想が広がる」、読み終えたあと自分にもこんな素敵なことが起こるかもしれない!と、その日を待ち遠しく思える仕組みになっています。

元気のない子に読んであげたい一作です。

 

 

皆様はお元気でしょうか?

やるだけやったらあとは神様に任せて、自分の時間を持ち、自分のことも十分に労わりましょうね。

今日のご来訪もありがとうございましたラブ癒しビームをおまけしておきます。

びいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーむ!ひらめき電球ひらめき電球ひらめき電球

 

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