2/24(土) ヨコハマで感謝するネッサンス!! 横浜ベイホール
開演まで
アイドルネッサンスのラストライブということでもちろん行くことにした。
古参ヲタを優遇してか番号がとても良かったので下手側最前に行くことができた。
ライブ
最後の挨拶以外は全体を通して特別なことは無く、ライブで魅せるいつものアイドルネッサンスだった。
アイドルネッサンスというグループがパフォーマンスを重視したグループであることをメンバ、スタッフ、ヲタ共に改めて認識することとなった。
全曲ライブで初めてルネメンのみで披露された「The Cut」も、2回目で飛躍的に良くなるアイドルネッサンスあるあるを信じて是非やって欲しかった。
そのため、イントロがかかった瞬間に飛び上がって喜んだが、メンバのラップスキル、特に息継ぎ部分の成長が見られてその喜びも飛び上がった。
「金曜日のおはよう」ではヲタがMIX打つ中、野本ゆめかさんがダンスしながらスゴい笑顔で口パクしながら一緒に打ってるのウケた。
75曲目の名曲ルネッサンスとして披露されたBase Ball Bear「changes」も素晴らしかった。
歌、ダンス共に高いクオリティで、比嘉奈菜子さんが振り付けしたことも含め、ラストライブにもちゃんと新曲を披露する彼女達の想いを考えるとなんとも言えずグッと来た。
最後の挨拶は、メンバ一人一人が何を一番大切にして向き合ってきたかがよく分かるものだった。
宮本茉凜さんの挨拶から最も伝わってきたのは「アイドルネッサンスへの愛」。かつて「初めて逃げずに続けられている」と話していたように、グループやメンバへの愛をアツく語っていが、解散を「自分達で決めたので」と話したのは悔しさや寂しさを振り払うため自分に言い聞かせているようにも見えた。
原田珠々華さんの挨拶から最も伝わってきたのは「大人」。過去の言動などから解散で最も混乱しているのは彼女だと思っていたが、自分を受け入れてくれたメンバとファンへ感謝し声に詰まりながらも取り乱すことは無かった。 解散決定から解散ライブまでの間に彼女の中で何か吹っ切れたのかもしれない。
百岡古宵さんの挨拶から最も伝わってきたのは「過去の肯定」。黒歴史として封印していたかに思っていたこよ語や「お空の伝道師」といった要素をツラかった過去と一緒に受け入れ、その上で彼女なりに前に進もうとしているように感じた。涙を見せない様子に彼女らしいプロ意識も覗いた。
南端まいなさんの挨拶から最も伝わってきたのは「継続」。 彼女はアイドルネッサンスが一番「自分らしく」いられ、「自分らしく」いられたから続けられたと語った。努力を続けた歌やダンス、更新を続けたブログ等SNS更新など「自分らしく」続けられた場所が無くなる彼女が流す涙が愛おしく切なかった。
比嘉奈菜子さんの挨拶から最も伝わってきたのは「笑顔」。 目標としていた沖縄に行けなかった話を笑いに変えたこと、「誰かの笑顔が誰かを笑顔にする」という話、最後のテンション高いダジャレと、悔いが残る中でも最後までファンを笑顔にしようとする彼女の優しさが心に沁みた。
野本ゆめかさんの挨拶から最も伝わってきたのは「葛藤」。 アイドルネッサンスでも明るく元気の象徴だった彼女が理想のアイドルと現実の自分のギャップに苦しんだことを吐露し、ファンから教わった「楽しむこと」「自分でいること」を忘れずに戸惑いながらも歩みだそうとしていることに胸を打たれた。
新井乃亜さんの挨拶から最も伝わってきたのは「人生の糧」。 体力面でも精神面でも大変なアイドル活動、悩みやツラいことに対し優しく支えてくれた家族、仕事を休んでまでライブに集まる大勢のファン、これらを含めた4年間が今後の人生で意味のある宝物と語った彼女は既に前を向いていたように見えた。
石野理子さんの挨拶から最も伝わってきたのは「悟り」。 石野理子にとってアイドルネッサンスの活動は「青春」の意味を探究する旅でもあったのではないか?そう思わせるほど「青春」の意味について彼女が導き出した哲学を少し恥ずかしそうに訥々と語る姿は修行僧のようなストイックさがあった。
特典会
なし。
セトリ
01:ミラクルをキミとおこしたいんです
02:夏の決心
03:Blue Love Letter
04:Good day Sunshine
05:6AM
06:太陽と心臓
07:手を打ち鳴らせ!
08:The Cut
09:あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう
10:交感ノート
11:若者のすべて
12:5センチメンタル
13:愛はおしゃれじゃない
14:金曜日のおはよう
15:トラベラーズ・ハイ
16:シルエット
17:Funny Bunny
18:changes
19:恋する感覚
20:Music Lovers
21:YOU
22君の知らない物語
23:前髪
24:17才
EN1:17才
なお、アイドルネッサンス現場数/全アイドル現場数で4年間を見てみた。
2014年 30/114 26%
2015年 93/133 69%
2016年 37/53 69%
2017年 18/25 72%
こうして見ると、アイドルネッサンス専ヲタ化しつつヲタ卒していくのがよく分かる。
つまりアイドルネッサンスが解散した今ヲタ卒するしかないかもしれない。