私は1月末に、准看護学校を受験しました。
そして今日、合格通知を頂きました。
癌患者が准看護師になろうという、奇想天外な展開です
癌になって、私の考え方は180度変わったと言っても過言ではありません。
癌になる前は、看護師になりたいなんて一度も思ったことはありませんでした。
そんな私が准看護学校を受験して、合格したなんて、自分が一番驚いてます
私の受験した学校は願書を出すときに健康診断書を提出しなくてはいけません。
癌のことを隠すことはできなかったので、受験に不利なのではないかと不安がありました。
でも私はそれを逆手にとって、癌患者であることを前面に出していくことにしました。
開き直った…ということです
願書や作文、面接で癌患者アピールをしました。
癌患者が社会的にどう扱われるのか、全くの他人に癌だということを言ったらどんな顔をするのか、とても興味がありました。
実際はそんなに偉そうに考えてられるほど気持ちに余裕はなかったですけど
でも私はこの入試で、これから先の人生で癌になったことを公にして生きてもいいのか、それともただひたすら隠して生きていくのがいいのか、その答えが見つかるかもしれないと思いました。
結果的には、事前に提出した健康診断書に『現在は定期検診のみ』と明記してあって、健康状態はクリアしていたので、癌だということはあまり入試には関係なかったように思います。
『癌患者は入学できない』なんていう決まりがあるわけないので、健康診断書がクリアなら後は平等に試験や作文で判断するしかないんだと思います。
ガチガチに身構えていたのですが、拍子抜けしました。
とりあえず、合格して良かったです
受験についてはまた別の記事で詳しく記録したいと思います。