私は非浸潤癌で、ステージ0なので周りの人には「早期発見で良かったね。」と言ってもらいました。
私も当然、シコリになる前に病院に行きましたので『早期発見』だと思ってました。
しかし私の癌は非浸潤のままかなり広がっていました。
これが抗がん剤治療をする根拠にもなりました。
手術前に主治医は私の癌の発見を『遅くはない…かな。』という表現をされました。
『遅くはない』=『早期発見』

『遅くはない』=『手遅れではない』

如何様にもとれるこの言葉、聞いた時に私はポカーンとしてしまいました。
ニホンゴ…ムズカシイデスネ

でも確かに私は癌が発覚する約5年前の出産直前、おっぱいマッサージのときに血のような母乳が出ました。
その時から、いやその前から癌が発生していたのだとしたら、数年の間私は癌を放置していたことになります。
主治医にこの話をした際には「その時にはまだ癌にはなっていないと思うけど、何らかの細胞の変異が始まっていた…。」というようなことを言われました。
でも癌発覚時でさえ、マンモにもMRIにも映らなかった私の癌を早期発見するのは難しかったと思います。
なんか言い訳になっちゃってますが。
つまり何が言いたいかというと、癌の早期発見はかなり難しいということです。
癌は早期発見ならば完治できるのだと思います。
つまり転移しなければですよね。
でもその早期発見は健康な内から検診に行く…でもそれでも見逃されてしまうことがあると思います。
病院に行くタイミング、病気を見つけてくれる医師との出会い…どれも運命なのかな。
運命とかのせいにして無理やり納得したい境地です。
早期発見は本当に難しい
