実は先々週くらいに歯の治療で抗がん剤治療が思うように進まないので嫌になってきていました。

張りつめていた気持ちの糸が切れそうで。

それでこの前のパクリ10回目の診察でなんか悶々としちゃって…黙り込んでしまいました。

カタカタと電子カルテに記入している主治医が、私が質問に答えないもんだからチラッとこちらを見たときに思わず言いそうになりました。

『もう抗がん剤やめてもよくないですか?十分しましたよね?』

って。

そんなに副作用が辛いわけではないのに。

私は人前で感情を出すのが苦手で、辛くても余裕があるように見られたい性格です。

そんな私はこれを言ってしまったら感情が溢れて泣いてしまう気がして怖かったです。

きっと主治医は抗がん剤やめたいって言っても私を説得してくれるっていう甘えがあるんですよね。

主治医のために抗がん剤治療をしているわけではないし、誰かに『よく頑張ったね』って褒めてもらいたいわけでもない…

自分で決めて、自分の為にしてるのに。

甘えている自分が情けなくて、恥ずかしい。

でもパクリ10回目の点滴が終わったら、あと2回頑張るぞーってなんか元気出ました。

パクリタキセルのあとは相変わらず眠くて怠かったですけどね。

体が多少しんどくても心が前向きで元気なら何とかなるんですかね。

あと2回終わるまで弱気な私が出て来なかったらいいな[みんな:01]