私の入っている保険では非浸潤癌は保障されないため、がん保険は支払われませんでした。

それに対しては仕方がないなと納得してたつもりです。

でもふと思ったんです…抗がん剤治療している私は浸潤癌の人と何が違うんだろうって。

精神的、肉体的苦痛、そして何よりも経済的な負担は結構感じている。

死に対する恐怖感は比べものにならないかもしれないけど。

非浸潤は転移、再発しないから保障されないんだと思います。

でも抗がん剤治療は転移、再発を防止するためにしています。

矛盾してないかい?と思って。

そこで、前に教えてもらった保険の支払相談とやらに電話してみようかと。

まず担当の保険屋さんに私の主張を言ってみたら、『その疑問は否定できない』との回答。

いろいろ調べましたが、非浸潤で抗がん剤治療してる人って…ホントにいないショック!

でも治療法がどうであれ、現に抗がん剤治療をして苦痛を感じているのは確かです。

私だって手術だけで終わったらこんな疑問に思うこともなかったと思います。

でも電話しての結論は…『診断書の病名でしか判断できない』との一点張り。

まあ、正直…ですよね…って感じ。

個々の癌細胞がどうとか補助療法がどうとかに対応してたらキリがないですもんね。

でも私、電話の最後に捨て台詞のように言ってしまいました。

「一番大変な時に助けてもらえなかったら、保険なんて意味ないんですよ。」

って…言った瞬間にハッとしました。

私はコレを愚痴りたかっただけなんだなって。

相談室のオジさんに八つ当たりしてしまって…謝ってほしかったわけじゃないんだけどな。

久々に自己嫌悪[みんな:01]

ごめんね…山本さん。

でもね、正直言ってスッキリした。

ありがとう、山本さんビックリマーク