ドレーンというのは手術をしたあとに傷口から出るリンパ液や血液を流すホースの名前です。

手術で縫った傷口とは違う場所に穴が開けられていて、そこからホースが出ていました。

私の場合は、乳首の4センチ程下から出てました。

縫った傷口はどんどんキレイになっていくのに、ドレーンの傷口は今も画像の様な状態です。

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なんか肌が汚い方が気になるような気もするけど…結構この傷目立つんです。

ドレーンの傷口は縫ったりはしません、1センチに満たない傷です。

そういえば私、手術の前にドレーンのことを聞いたとき、とても怖かった思い出が…。

だって傷口でもないところに穴開けてホースが出てるなんて!

抜くとき痛そうじゃんか…ガーン

私はドレーンを抜いたのは術後3日くらいしてからだったと思います。

怖くて…担当の看護師さんが代わる度に痛くないのか聞いてました。

看護師さんは痛いというよりは気持ち悪いかな?って言ってました。

そしてついに主治医の朝の回診で抜くことになって主治医が一言。

「引っ張るからね、痛いよ。」

もー!やっぱり痛いんじゃんかー!
と心の中で叫びました。

しかも、抜くときに主治医が、

「いくぞ、いいか!」

と連呼。

え!そんなに痛いの?マジ?なに?

ってチラッとみたら…私に言ってるんじゃなくて新人外科医に言ってた。

ホースは血とかがべったり付いてるから受け止める皿みたいなのをサッと出さないといけないのにちょっとボーッとしてらっしゃる方だったみたい、新人外科医。

ピンセット(?)で勢いよく引っ張られて…私の感覚では、

ぶりぶりぶりぶりぶりー!

って感じで、いたい、確かに痛いけど…痛いのはなぜか肩のスジ?

たぶん、胸筋が引っ張られてかな?

看護師さんの気持ち悪いの意味もよくわかりました。

皮膚の中を何かが動くってなかなかない感覚ですからね。

怖がってたほど痛くはなかったです。

今となってはいい思い出。


傷あと、キレイにならんかな。