娘の存在

前にも何度か書きましたが、私には4歳の娘がいます。

その娘の話をウィッグを購入した美容室の美容師さんとしていて、言われてハッとしたことがありました。

「癌になって、抗がん剤するってなったときに子供を産んでなかったら、どう思っただろうね。」

そう、子供を産んでなかったら、抗がん剤するかどうかもっと悩んだだろうな…。

主治医にも抗がん剤をするかどうか話し合いをしているときに珍しく真剣に聞かれたことを思い出した。

「もう一人、子供ほしいとか思ってる？」

その時は、癌を治すことしか考えてなかったから即答した。

「いいえ、もういりません。」

というか今はつくる相手がおりません

「若いから生理は戻ると思うけど。」

と、いわれましたが…でも抗がん剤は卵巣を攻撃してしまうから、真剣に聞かれたんだろうなと思いました。

もちろん、乳がんでも抗がん剤をしても子供は作れるとは思いますけどね。

病気になって娘の存在の大きさに改めて気付かされました。