本日は、下弦の月。

Twitterのトレンドで「ああ、そうだったね」と思いました。

本日は、水瓶座の下弦の月。

角度を変えてみてみれば、牡牛座の太陽とスクエアということ。

理想と現実のズレを修正していくターンへ。

 

よし、ひとつ、仕事したぜ。

 

さて、書きたいことはコレではないのです。

 

最近、暦の吉日とか、月の満ち欠けとかが

やたらトレンド入りしますが。

 

大丈夫かー???って思います。

 

いや、占いの基本ではあるんですよ。

月の動きで毎日の運勢は読むし、

暦も人間の営みの積み重ねから生まれています。

 

ただね、ちょっと気にし過ぎだと思います。

私もよく聞かれます。

「きょう、金運アップの日だけれど、何かしたほうがいい?」とかね。

聞かれたら、易を立てて占うのですけれど。

 

でもさー!!!

これ、時の動きの中では、細かいところを気にしているってことですからね?

 

最近の投資流行、一粒万倍日ムーブメント、非常に危うく思えてなりません。

それだけ、世情が不安定で、明日がわからないから、

お金を持っておきたいんですよね。

そこは、よくわかるのですが。

 

もうちょい、俯瞰しましょう。

暦も、月も、グルグル回ります。

いい時もあれば、悪い時もあるのです。

 

「今日はいい日」とゲンを担ぐなら、

「今日は厄日」と慎重にならないとバランスが悪い。

それはやっていないでしょう?

 

んな、いいとこ取りはないわけですよ。

で、「今日は厄日」を突き詰めていくと、平安時代の方違えの文化に行きつきますよ。

それ、やる?

もう実践されている方もいらっしゃると思うのですけれど。

 

もうちょっと俯瞰して。

「今日は、下弦の月」って思うんじゃなくて。

「今は欠けていく月のターン、まもなく、新月」みたいに、先も見て。

そういう視界の広さが大事だと思います。

 

私はですねー。

だいたい、1ヶ月以上、場合によっては、半年以上、先行して占いを書いているので、

いい感じで忘れます。

吉日は、東洋占術を大事にされている方には意味があるかなーって思っていて、

二十四節気は西洋占星術とキレイに重なっていくので、

注目していますが、それ以外は、それほど。

「甲子」の日は、何か始めてもいいかもねーくらいのノリですね。

 

占いって、指針だから。

あんまり気にすんな!

 

昔から言われているでしょう。

当たるも八卦、当たらぬも八卦って。

 

あれって、外れることもあるのではなく、

当たらない時も「防いだ」ってことなんだと感じるんですよね。

意識することで、不運を防ぐ。

起こるはずだった禍を遠ざける。

そういう役割で、妄信して「お金を動かさなきゃ!」って

切羽詰まらなくてもいい。

 

理想は、「投資した日が、金運の良い日だったね」ですよね。

これは、気持ちよい。収まりがいい。

 

私もまだ全然できないのですが、最近思うのは、

もっと自分を信じるってこと。

「ベストの形になっていくから、オタオタせずに、手を動かせ!」

 

暦や占いよりも、ご自身を信じるのが強運になる秘訣だと思いますよ。

もっとあなた自身とあなたのまわりに起こることに意識を向けて。

 

大丈夫だから。
月は満ちるし、欠ける。吉日も巡れば、厄日も巡る。
そういう揺らぎの中で、私たちは成長し、進化します。
エンドレスハッピーなんて、あほみたいだから。

ダメな日もあっていい、落ち込んでいい。
そしたら、いい日がより楽しい、気分が晴れたら全力でいける。

もっと自然の流れに身を任せて。

細かいこと、気にしすぎんな!
 

世の中全体、視野が狭くなっている気がして心配です。おしまい。