月曜と金曜に映画を集中して見ると、「アレが見たい、これにも行かなきゃ」な煩悩が消えると気づいたので、可能な限り頑張ろうと思ってます。が、3月末に無茶苦茶観たから、先週の金曜日はお休み。口ほどにもない章月です。

今観たいのは『女子高生に殺されたい』なのですが、上映館が少なく、いや、行きにくく、かな? なかなか行けません。観られるかわかんないなー。


月曜日はめちゃくちゃ考え、効率を優先、朝10:30から稼働、雨の中、有楽町、銀座、有楽町で頑張りました。時間がタイトでエンドロールは捨て、あとから「エンドロールを見るべし(聞くべし)」だったと知り、がっかり&まあ、仕方ないかでした。


昨日観たのは、『アネット』『英雄の証明』『TITANE/チタン』。たまたまですが、カンヌ国際映画祭絡みの作品でした。


『アネット』から感じたのは、牡羊座的な破滅。主演のアダム・ドライバー氏は、蠍座生まれですが、蠍座と牡羊座は憤怒という制御しきれない要素があります。

ミュージカル仕立てだから、苦手な方はいらっしゃるかもですが、素晴らしいですよ。オペラやパペットは、また違う星座に属しますが、骨子は牡羊座。


『英雄の証明』は、双子座的な欺瞞。これは、星占いの知識があれば、「だね!」と同意いただけるかと。


『TITANE/チタン』は大変クレイジーな作品で、分類が難しいけど、混沌と無機質な感じが水瓶座なんだろうな、と思いました。無機質な感じが人間味を帯びてくる展開が素晴らしく、前評判通りに痛いんですが、痛みを耐えても観る価値はあります。私は「キツいなー。しかし、主演女優のキツさは私の比じゃないな。目を逸らさないで見なきゃ」でエンディングまで行けました。


『英雄の証明』は非常によい映画なんですよ。しかし、『アネット』と『TITANE/チタン』がクレイジー過ぎて、印象が薄まります。『アネット』だけでも、かなりおかしいのに、『TITANE/チタン』は軽く超えてきます。一日三本観て体はクタクタなのに、あまりに破天荒で一番集中して見た、という。人は選ぶと思います。が、気になるなら、ぜひ!

びびり過ぎて、「何かあったらスムーズに出られる席」で見ました。小物だな、我ながら。


おまけは、シネコンでかかっている『ナイトメア・アリー』です。タロット好きなら間違いなく楽しめます。映画を見てから原作を買い、大事に大事に読んでいますが、原作がまた面白い。え、それ、愚者じゃないんだ?みたいな発見がいっぱい。

知らないうちに私たち、ステレオタイプの解釈を刷り込まれているのかも? 原点返りした気分でいます。


久しぶりの映画×星占い、タロットカードおまけつき、でした。