園子温監督×ニコラス・ケイジ主演

園子温監督、ハリウッドデビュー作。

見ながら、おうちに帰りたいと願い続け、
見終わり、生還出来た喜びに満たされ、
日常のありがたみに気付きました。

私なんざのセンスやスケールでは、
この作品の意味や意義、
目指すところは到底理解が及びません。

が、たぶん、「観た」ことは忘れない。
これはすごいこと。
特に左足を引きづり気味にしていた
ニコラス・ケイジの仕草、
紙芝居の後で踊り続けた劇団員たちのことを。

今のキーワードは、入ってます。
破壊と再生。
異界体験、生還の喜び。
禊や厄落とし的意味もありそう。

蠍座フィールドに入れたら、どうかしら?
ダメかしら?
わかってないかしら?
理解が及ばないかしら?

しかし、愛する『すくってごらん』共々、
お面プロジェクトも進行中で。
先日の交通事故三兄弟のように、
日本の監督さんたちは、なんか似た感覚を
共有している気がしてなりません。
なんかもう面白い。

プリズナーズ・オブ・ゴーストランドを
観た人とは、魂でつながれそうな気がします。
異界体験、光るニコラス・ケイジつき。

光ります。