見たい映画が溜まってしまって、自分のお尻を叩いて、

必死に鑑賞スケジュールを組み立てております。

 

昨日は、新宿のシネマカリテで半日過ごしました。
朝から

『マルジェラが語る “マルタン・マルジェラ”』

『.トムボーイ』

『素晴らしき、きのこの世界』の3本立てで。

 

全部面白かったのですが、見ながら、
「うわ、これは!」と思ったのは、

『素晴らしき、きのこの世界』です。

 

もともときのこへの興味は薄く、

でも、きのこ好きの方がいらっしゃるので、

予告を見た時に「時代が追い付いてきましたよ」なんて

話をしたのです。

 

が、ちょっと違いました。

 

きのこは、いえ、菌類は、太古の昔から地上にあり、
その力を私たちが知らないだけ、で。

 

作中、マヤ文化の遺物が紹介され、

それが頭にキノコを被った人の頭の

不思議なオブジェなのですが、

映画を見ると、

「なるほど、そういうことか」とわかったような気になります。

 

本当にわかっているのかはわからないけれど(笑)、

「そういうことなのか!!!」みたいな。

 

で、何座っぽいの?ってことですが、

すごく、水瓶座を感じるんですよね。

 

菌糸の広がり方は、張り巡らされたネットワーク、

近未来、未来を担当する水瓶座さんにしては、

ちょっと土着が過ぎませんか?ですが、

 

思い出してください。

水瓶座の副支配星、天王星発見前の守護星は、

土星なのです。

 

使い方を誤ると、ややこしいことになってきますが、

70、80年代のドラック文化、

宗教的なトランス、または、悟り、

 

そして、菌類の持つ「分解」の力、

分解し、再構築をしていく、

命の輪廻があって、だんだん、違う世界に

連れられていきます。

 

きのこって、気持ち悪いイメージもあり、

それは、腐敗からの分解、
湿った場所、薄暗い場所で増えるスタイルが

原因なわけですが。

 

まー、そんなことをいちいち言っても始まらない

スケールで菌類は動いています。

 

映画の中で、我々は現実と思っていたものを

別の見方をしなければならない段階に来ている

的な言葉があって(すみません、意訳ですが)、

 

それは、最近の流れの中で漠然と私たちが

感じていて、ただ、まだ、覚悟が決まらないことで、

 

その助けのひとつになる気がするのです。

このきのこ映画は。

 

ま、「よし、見ちゃる!」となる方は、

ほんの一握りだと思うし、

相当変わっていると思いますが(ホメ言葉)、

 

きのこは、よきメンターになるでしょう。

そのくせ、パンフレットにレシピが載ってます。

もうこの多重世界がおかしくて、面白くて!

 

私は、すごく水瓶座の未来感を感じます。

あなたは、いかがでしょう?

『素晴らしき、きのこの世界』

 

写真は、初日入場特典のレジャーシート、

きのこ好きな友人にあげようと思っています。

あとは、パンフレットです。

小さいけれど、ためになります。

山に行きたくなりますね。