一年後のあなたへ「Oh happy Day」で。20210901

2022年9月１日のあなたへ
 
9月になりました。
今年は変則で、8月のうちにもう
小学校が始まったりしていたのですね。
子供がいないとそういうところうとくて。
 
昨日、『サマー・オブ・ソウル（あるいは、革命がテレビ放映されなかった時）』と
『リル・バック　ストリートから世界へ』を見てきました。
 
『サマー・オブ・ソウル』は映画好き、音楽好きな編集さんが
「見たいんだよね」って言うので、へええって思って、
チェックしたら、軒並みソールドアウト！
シートが１つ置きの販売、あと、上映館が少ない、
上映回数も控えめで、
どうしたらいいんだ？？？でした。
 
映画館に行くだけで、結構時間を持っていかれるので、
同じ日に続けてみる時は出来るだけジャンルを
寄せるようにしています。
その結果、スースクとフリーガイが混じったりするんだけど、
まあ、ご愛敬さ！
 
で、リル・バックは全然知らなかったけれど、
ちょっと見てみたいなと思い、
サマーオブソウルと合わせてみようとすると、
もう夜コースしかないわけ。
すると、うちの場合、猫さまたちがねー、
昼は寝ているけれど、夜はナーナー×３になるので、
出来るだけうちにいたいのです。
 
昨日は荒業を思い付き（笑）
それは、横浜でサマーオブソウルを見て、
新宿でリル・バックを見るという技。
中華街の鍼に行く予定があったんですが。
鍼の時間が微妙だったけれど、
「イケる！」と思い、結果はイケなかったんだけどね。
 
横浜駅のTジョイと桜木町の横浜ブルグを混同してました。
チーン……。
最初の10分くらい欠けてしまい、どうやら、そこは
ひとつの見せ場、いいよ、また行くよ、行きますよ。
 
でも、タイトル以降の本編でしたが、よかったんですよ。
映画評を見ても、もともと好きな人にとっては、
流れがブチ切れで、「もっと見せろよ、聴かせろよ」みたいですが、
「へえ、そういうのがあるんだ」なライトな私だと、
「うわ、すごい！！！！」で、目がウルウルになりました。
 
アフリカから奴隷として連れてこられ、
一日中、働いて賃金は50セント、
公民権がない。52年前よ？
それが、大統領を選出するまでになって。
 
「誇りを取り戻せ」、「団結せよ」、「行動せよ」、
「私たちは素晴らしい」「私たちは美しい」
そんなシンプルで力強いメッセージが、
映画という切り取られた時間の中でも、
熱く強く伝わってきます。
 
面白いと思ったのは、音楽の土壌に信仰があること。
労働の他に許されたのが、教会、そして、ゴスペルだから。
 
音楽のもつ力、メッセージの強さ、
ちょっとこれは、「見ておけ！」ですよ。
配信とか、円盤とかになるかもしれないけれど、
野外フェスの空気が伝わるのは、映画館で。
とはいえ、本当に上映館も座席も絞られているから、
このご時世、なかなか難しいと思いますが、
オススメします。
 
今の私たちに必要なパワーがたっぷり入っています。
「誇りを取り戻せ」、「団結せよ」、「行動せよ」、
「私たちは素晴らしい」「私たちは美しい」
 
また、ミュージカル『ヘアー』の中から、
「アクエリアス」、えっと、惑星がなんちゃらってタイトルだったけれど、も
出てきて、そうそう、もう60年代で水瓶座の時代は一大ブームが
あったんですよね。
「春分点が魚から水瓶に動く」という視点で。
 
歌い上げられる「水瓶座の時代」は、
ああ、本当にそうだったらいいねえというユートピア。
人々が許しあい、認め合い、自由と愛に満たされる……。
 
ただ、月が７ハウスの時、木星と火星がコンジャンクションで……は、
「ん？」と思いました。改めて聞くと、ちょっとナゾの歌詞で面白いですね。
 
今は、分裂とか、個人主義とか、なんかそっちが強く出ていますけれど。
そういうの、体験したら、今度は友愛とか理解とか理想とかが出て来るに違いない。
 
というわけで、「Oh happy Day」で。
きょうも、ハッピーだ！　そう考えると、
「いつまで続くんだ？」「こんなにやっているのに」的な
ネガティブなスパイラルを断ち切れると思うのです。
 
リル・バッグも、面白かったです。
もう身体能力とコントロール能力が素晴らしすぎて、
違う星の人みたい。
そして、いろいろな示唆に富み、いい刺激となりました。
が、まあ、「とりあえず、見て」は、『サマー・オブ・ソウル』ですね。
元気出ますよ。すごく。
思考とか、感じ方とか、カチッと切り替わります。
 
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明日の物語 魔法キューブ0901
猫とビールに、イカロス

好きを大事に。
やりすぎには、注意。
ほどよく地上に戻ること。

では、本日もハッピーに！