一年後のあなたへ。
東京オリンピックは続き、
コロナの感染者は増え続けています。
感染のチェックをするということは、
身近に感染者が現れた、
または、体調がいつもより悪い、ですよね。
一年前に高熱を出して外来に行った時のことを
思い出します。いつもの病院がビニールに覆われ、
職員が使うルートを高熱患者に解放していて、
とても申し訳なく思ったのを思い出します。
どうぞ、お心を強く持って、お大事になさってください。
一日も早い快癒をお祈りいたします。
また、ワクチンの副作用が出ているみなさまも、
どうぞ、お大事に。
高熱を出せない世界ですから、しっかりとお休みになって、
お体を整えてくださいね。
風邪もおちおちひけない世界になってしまって、
ウィズコロナ、アフターコロナの世界は、
本当に厳しいと感じます。
自己管理、自己責任、ルールを厳守、
その先に待つのは、「出来ないことへの叱責」であり、
「排除」「排斥」です。
乙女座に属する潔癖さがほどよく働くとよいのですが、
きっと過剰に動くでしょう。
不謹慎狩りなんかも、同じ流れで。
でも、ひとつ思い出しました。
昔、あるお笑いグループが母体になった小劇場の
芝居を見た時に、精神病患者（だったと思います）が
出てきて、「お前らのパワーは普通じゃないんだ」みたいな
「エネルギーを出せ」的クライマックスがあって。
当時、旧友から呼び出され、お見舞いに行ったら、
精神病院の閉鎖病棟で、精神病治療の薬の怖さ、
簡単に人が壊れていく世界を目の当たりにして、
かなり過敏になっていたせいもあって。
そのお笑いグループ出身の芸能人のことは、
未だに好きになれません。
わりと好感度は高い人だと思います。
でも、やっぱり揶揄した作品を作っています。
それが、あの頃の時代で、露悪であればあるほど
クールみたいなムードがあって。
バブルに浮かれた日本人の海外でのマナーが最悪と
話題になっていたころです。
弱者をからかったり、いじめたりって、
どんなに時代が進んでもなかなかなくならないと思うけれど、
それでも、だいぶよくなってはいるのです。
DVも同じで、DＶ自体はなくならないけれど、
助けられるような仕組みは整いつつあります。
間に合わない、動けないことも多いでしょうが。
セクハラ、パワハラもですよね。
と、考えると、全部アリだった昭和って、どんな時代なのさ？
お金は今よりも回っていた感じはありましたが、
同時に「高い物＝いい物」の価値観もあったから、
いくらお金があっても足りません。
安物を身に着けていると、「どこで買ったの？」的な
イジリがきます。まだ、マウントという言葉は出てきてません。
だから、その後、経済が悪化して、不景気になって、
私はすごくホッとしたのを覚えています。
見栄を張り合う世界が終わってよかったと。
私たちは未完全で、進化の途中で、
「よりよい方向」へ向かっているけれど、
しばしば、やり過ぎてしまったり、
いいことをしているつもりで、間違ってしまったり、
でも、やっぱり、「よりよい方向」に向かっていこうという
意識は持ち続けていきたいなと思います。
だいたい過剰な反応をしちゃうときって、
無自覚な不満とか、コンプレックスとかが
背景にありますよね。
言われたくなかったから、適当な言いがかりで攻撃に出る、みたいなの。
みんな、それぞれ、違う傷があって。
うっかり触ったり、ずっと痛んだり、
みんな、傷んでいる、弱っているって考えて、
そこからの提案が出来れば素敵ですよね。
きょうは、まとまらないですね。
あ、いつもか！
明日の物語 魔法キューブ0730
カエル、鳥籠、王冠
「義務と責任を果たす日。
制約は多そうですが、やるうちに楽しくなってきそう。
自己証明な流れへ」
オールアバウトの星占いです。
よろしくお願いいたします。
では、７月もあと２日、きょうもよい一日を！