もし、「占いを書く仕事をしたいんです!」って言われたら、全力で止めます。
やめなさい。命を削る仕事だから。
私は先輩に「ちょっと書ける人は、本当に扱いにくい」と言われて、くっそー!と変な火がついてしまい、うっかり仕事にしちゃいましたが、んなところに、負けん気を発揮してはいけませんでした。
暴言先輩、さっさと辞めましたし!
あほくさい。
最近、キャパオーバー気味でゴーストを使えば?と言われることもありますが、どんなにキツイ仕事か身をもって知っていますから、イヤなんですね。
誰かに私になってもらうのは。
占いの原稿には、知識と技術が必要です。
知識だけが突出してはダメ。
ですが、もしかしたら、文章力があれば、成立するかもしれません。
ただ、占いを書けるなら他も書けますから、本当に書きたいものを書いたほうがいいです。
なぜ、書きたいのか、よく考えて!
甘くない、かなりキツい。占い師短命ですよ?
テクニックをマスターすれば、食べていけるかもしれませんが、占い原稿を書くガッツがあるなら、他もうまくやれるはずです。間違いない。
いいか悪いかだけの昔の占いから
人に寄り添うスタイルに今は変わっています。
が、これは流行でもあるから、
また、変化するでしょう。
続ける限り、ずっとアンテナを張り、
ずっと勉強を続け、自分と向き合う仕事です。
対面鑑定とは、違う技術が必要です。
私は、止めます。
いま、新人占いライターの扱いはひどいです。
仲介業者がみんな続けかないとボヤくので
「いくら払っているの?」と聞いたら、
呆れた搾取で、
「なに、その値段!」と腹が立ち、
「続かなくて当たり前、どんな奴隷制度だよ!」と
喧嘩を売りました。
そういう令和の奴隷制度を抜け、
自分の名前で書くまでには、かなりの時間と努力と運が必要です。
結局、人ですから。
人との出会いしかないから。
「でも!」
「どうしても!」と思われるなら、
来月の占いを全パターン書いてみてください。
星占いでも、四柱推命でも、気学でもなんでもいいから、見様見真似で書いてみ。
100ワードバージョン、
200ワードバージョン、
400ワードバージョン
書き分けてみてください。
楽勝なら向いているでしょう。
苦戦しても、なんとかやれたら、見込みはあります。
やってみたら、私が言うキツさ、たぶん、わかっていただけます。そのキツさが毎月きます。毎週きます。毎日きます。
とりあえず、止めます。
暴言先輩いなきゃなー、
私もムキにならなかったのになー。
ま、巡り合わせですよね。
キツいけど、私は好きですよ。占い。
ただ、人には勧めない。つらい。やめとけ。