4.届け出をする

 

「猫がいない」で、連絡をすべきは、3ヶ所です。

 

a.保健所、動物愛護センター

もしかしたら、親切な方に保護されているかもしれません。

こちらで、聞かれるのは、「いつ、どこでいなくなったか」と「ペットの特徴」です。

 

猫は、おうちの近所に潜むことがほとんどですので、住所はカギになります。

特徴は、猫の種類、毛の色、目の色、不妊手術の有無、首輪の有無、首輪の後があるかどうか、マイクロチップの有無、しっぽの形などを聞かれます。

 

愛猫行方不明で、気が動転していますから、思いつくことは、メモしてから連絡するとスムーズです。

住所とか、電話番号とか、普段ソラで言えることも、一応書いておくと安心ですよね。

また、登録ナンバーをもらいますので、メモのご用意も。

 

こちらに連絡をしておくと、条件に近い猫が保護されると連絡がきます。

 

2.清掃局

考えたくはありませんが、路上の事故で亡くなった可能性もあります。

電話番号は、保健所で教えてもらえました。

「猫がいなくなってしまって。念のため、昨日の状況を教えてください」みたいな感じで伝わります。

こちらの住所を先にお知らせすると、スムーズです。〇〇町何丁目程度で。

うちの場合は、「管轄内では、3件。でも、ご自宅からは離れていますから違いますね」とお答えいただきました。

想像よりも多いなという気がしました。

 

3.警察

 

警察にも、届けておきましょう。

出すべきは、「紛失届」です。

 

これ、私何もわかっていなくて、「ネットに警察って書いてあるぞ」でポテポテ交番に行ったら、

「猫?」「捜索しろってことですか?」みたいなポカーン状態になりました。

で、たまたまですが、強盗の被害にあった方が居合わせ、被害届を出されていて、

「わーん、猫ごときでごめんなさい」と大反省しました。身の置き所がなかったです。

 

「ネットに警察って書いてあって」、「うーん、じゃあ、コレに書いて」でわら半紙みたいなのを用意され、

住所、氏名、連絡先、猫の特徴(何も言われてないけれど)を書きました。

 

帰宅して調べて、「そうか、『紛失届』か!」と正しいキーワードを掴んだのです。

猫は、所有物です。モノ扱いなので、遺失物なのです。

 

当然のことながら、警察に猫を探してもらうのはないでしょう。

ただ、すごく猫好きな方がいらしたら、少し気にしてくださるかもしれませんが。

それは、運とかご厚意の範囲ですよね。

 

 

では、なぜ届けるのか。

これは、猫が誰かに保護されて、保護した人が自分のモノにしてしまったとき、つまり、盗難ですが、この届出が生きてくるわけです。

「うちの猫です」という証拠のひとつになります。

 

うちの猫は、保護したコなので、警察はいらなかったかもしれません。でも、届けてよかったなーもありました。また、それは、後程。

続きます。

♯1 猫の家出覚書 いきさつ、探索のコツ

♯2 猫の家出の覚書 届出など

♯3 猫の家出覚書 チラシ作成

♯4 猫の家出覚書 おまじない

♯5 猫の家出覚書 まとめ