ちえの樹さんで開催された鏡リュウジ先生の『星の謎解き図象学』へ行って来ました。これは、仕事というより、趣味ですね。
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ここ最近の動きとして美術の世界でも、絵画に織り込まれたシンボリックなメッセージは注目され、文学などにも発展していますよね。うちにも、積ん読本が何冊かあります。

「絵の中に占星術シンボルが隠れている」が、ざっくりした主旨なんですが、見方を変えれば、21世紀に生きる私たちが、絵画の中に占星術的メッセージを読み取れるのが面白いなあと思います。完成された概念があり、そこを比較的正しく、検証できるわけです。

占いベースのため、予言の側面も浮き上がってきます。若干、こじつけめいた印象も受けますが、逆に、そこに、納得があります。たいてい、不完全で部分的な一致ですから。わかる人にはわかる、わからない人には、わからない。わかるようで、わからない。逃げ道を用意しないと、危ないですからね。

ただ、美術展に行っても、それほど、占星術シンボル入りの絵画は見れないと思います。商業的にデザインされたミュシャあたりは、たまにありますが。私、肖像画とは、会話をするようにしているので(笑)。これ、ネイリストに話したら、大笑いされたんですけどね。でも、肖像画に話しかけると、楽しいですよ。人柄が伝わってきますから。あ、もちろん、心の中で、ね。

まあ、そうやって、肖像画に話しかけてますが、占星術シンボルは、見たことがない気がしますね。そのうち、鏡先生のお力で、星の美術展みたいなの、ぜひ、お願いします(笑)。これ、実現しそうですが。

一枚の絵が、未来を予測するなんて、ロマンチックですよね。