12月22日は、冬至8時03分、朔10時36分。旧11月。
改正民法公布記念日、労働組合法制定記念日、酒風呂の日。
ルーマニアの革命記念日。

今年は、新月と冬至が重なる「朔旦冬至 さくたんとうじ」を迎えます。
太陽の復活と月の復活が重なり合う19年に1度の特別な日です。
とりあえず、今後についてクリアなイメージを持って、祈っておきましょうか。あれもこれもと欲張らず、シンプルにひとつ、もしくは、ふたつに絞っておくとよさそうです。ひとつは自分のこと、もうひとつは誰か大切な人のことなんていかがでしょう? 太陽と月の意匠にも合いますし。ちなみに日の出は、東京で6時46分です。

■12月22日の物語
野外、漆黒の闇。感じられるのは、冬の寒さと静けさ。やがて、闇に体が慣れてくると、多くの生き物の気配も感じ取れるようになってきます。みんなの気持ちはひとつ、ただ、夜明けを待っているのです。世界は静止し、もうこのまま、何も起こらずに永遠に冷たく凍りついていくままかもしれないという思いが募ります。けれど、太陽は上り、世界を照らします。光が命を照らして、すべては息を吹き返すのです。太陽の復活、月の復活。

■12月22日生まれのあなた
きっぱりしていて、譲りません。ただ、それは、本当につきつめたレベルでの話、いざとなったら、コアな部分を持っているということ。その本質をカバーするように、日常的にはほがらかで明るく、つきあいのよい人でしょう。必要以上に人に尽くし、合わせるところがありそうです。実際、どちらでもいいことは多いはず。やってもやらなくてもいい、あげてももっていてもいい、そんなあいまいな境界線の上にあるものでいっぱいなのです。ただ、絶対にやらないこともあるし、必ず、やりとげなければならないこともあります。そして、人には渡せないもの、自分は持たないものも明確に存在するのです。あなたは、ひとつの指針であり、小宇宙です。自己完結して、まわりに理解や同意を求めません。物事の確信に迫り、あらかじめ約束された役目を忠実に果たすでしょう。お金や居心地のよさ、人とのつながりは、最終的には二の次にされていくのです。まず、使命があり、それを果たすための犠牲は厭いません。ただ、ストイックになりすぎないように気を付けてください。世界は多様化して、想像以上に柔軟に動きます。今の時代は、すべてを捨てなくても、大事なものを守ることが出来るのです。

■12月22日生まれの人とつきあうには……
緊張と弛緩、どちらかに偏ります。緊張しているときは、どう接していいかわからないほど、ピリピリしているでしょう。集中してしまうと、コントロールがきかなくなり、人間的な暮らしを維持する部分も麻痺し、欠落していきます。文字通り、寝食を忘れて打ちこみ、他に気が回らなくなるのです。ですから、近しくつきあうつもりなら、怖がらずにお世話係に立候補するのが一番でしょう。時間を見て、食事に連れ出す、作業しながら食べられるものを差し入れる、ストップをかけて布団に入るように提案するなど。そこまで関わるつもりがないならば、時期を選んで会うのがベスト。緊張と弛緩ならば、弛緩の期間に仲良くつきあって。天然ぶりを発揮されて、多少のフォローは必要ですが、気持ちのいい交際が実現するでしょう。恋愛相手としては、少々やっかいです。まず、自分の世界ありきなので、そこを理解する必要がありそう。個性を尊重出来れば、きっとうまくいきます。

12月22日生まれのあなた
お誕生日おめでとうございます。素晴らしい1日、そして、続く1年をお迎えください。