12月9日は、障碍者の日。
国際腐敗防止デー、タンザニアの独立記念日。漱石忌

■12月9日の物語
険しい渓谷に伸びる道、人や馬がようやく通れるほどの狭さは、先人たちが根気強く、踏み固めたことで成立しています。遥か下には大きな川、岸壁を削るように流れています。足取りを誤ったら、もう命がないような厳しい環境ですが、緩やかな上り坂を進む人の顔は、一様に晴れています。太陽は照り、遠くから水音が響き、鳥は鳴き、目を楽しませる緑もいっぱい。もっとも、雨の日は足場が悪くて、歩くことも出来ないわけですが。

■12月9日生まれのあなた
粗削りで、自己コントロールするのが苦手でしょう。力の入れ加減がわからないのです。言い換えれば、生命力に溢れ、果敢に物事に取組む力を持っているということ。パワフルで、向こう見ず、出たとこ勝負で道を切り開いていく人です。細かい配慮ができないのは、そこに必要性を感じないせい。いつでも本音勝負で、飾りません。たまに、世間並みに装ってみよう、行儀よくしてみようと思っても、すぐに地金が出て、成功とはいいがたい結果になります。もうややこしいことは他の人に任せて、あなたはあなたの道を行けばよいのです。もし、今、生きづらいとしたら、目先の問題に捉われすぎているせいかもしれません。たとえば、生活の安定、将来の保証、手堅く生きようとすると、力が発揮できません。人に話せば笑われてしまうような理想や夢のために生きる、みんながやりたくてもやれないことをする、指針を非凡に合わせていきましょう。しばしば、あなたの人のよさにつけこんでくる悪人が現れますが、「この人は違う」と気づくことが成長になります。ツキの引き寄せ力は、ご自身でも驚くほどでは? あなたの人生は必要なときに必要なものがやってきます。ご自身を信じて進みましょう。

■12月9日生まれの人とつきあうには……
大胆すぎて、ギョッとさせられることもありそうですが、おなかの中は、からっぽで気持ちのいい人です。生きるフィールドが一般とは異なるため、不思議な選択や着地も目立ちます。まず、常識が通用する相手だと思わないほうがお互いにラクでしょう。あなたが幹事や上司ならば、計算に入れずに、でも、一応説明はして引っ張っていくとよさそう。命令では動くタマではありませんが、真心や誠意には、敏感に反応します。仮にやりたくないこと、流儀に反していることでも、恩義を感じた人の顔を立てるためなら、受けてくれる可能性も高いのです。人間的なつながり、信頼を作っていくことが大事です。そのためには、意見や良識の押し付けは、御法度。どう思うか、どうしたいか、聞くことから始めるとよいかもしれません。「それはない」というワガママも、頭ごなしに否定せず、やんわりと誘導するのが正解です。恋愛相手としては、ムードではなく、情熱を期待しましょう。

12月9日生まれのあなた
お誕生日おめでとうございます。素晴らしい1日、そして、続く1年をお迎えください。