9月25日は、藤ノ木古墳記念日、主婦休みの日。
モザンビークの軍隊記念日。

■9月25日の物語
塔の中、螺旋階段が続いています。レンガ造りであかり取りはいっさいなし、堅牢でいかめしい空間です。光が差し込むのは、見晴らし台のある最上階の狭い部屋、そして、出入り口のみ。あとは、ろうそくの光だけを頼りに、上り下りしていくのです。空気は淀み、湿り気と暗い影だけが支配しているように思えますが、設計者は天才的なセンスの持ち主で、最上階と入り口の扉を同時に開けば、光と新鮮な風が差し込むように出来ています。

■9月25日生まれのあなた
冷静沈着で、批判的精神が強い人です。厳しさは主に他者に向けられますが、ご自身に対しても容赦ありません。細かいミスや欠点を見逃さず、徹底的に追求し、罪を暴き、罰を求めるようなところがあるでしょう。別に誰も、あなたを責めたりしていないのに、自分はダメだ、幸せになる資格がない的な発想に陥りやすく、しばしばネガティブな感情につかまります。もっと気楽に考えればいい、楽に生きればいい……、そんな風ななぐさめを聞いても、まったく心に響かないはず。みんなのようにいいかげんに考えられないし、生きられそうにないのです。でも、実際のところ、誰よりも楽天的でたくましい人といえるようです。なぜなら、悩みまくり、自己嫌悪にかられていても、あなたは止まらないからです。イヤだイヤだと言いながらも、逃げる道は選びません。耐え抜き、やりとげる力を持っているのです。自己評価からは考えられないほど、優秀な人です。つまり、本当にイヤなのは、傲慢さやカンチガイなのでしょう。ナルシストにはなりたくないから、自分を制しているのです。ただ、謙虚さや自制心は美徳ですが、対極にある寛容さも育てていきましょう。活躍のフィールドが大きく広がります。

■9月25日生まれの人とつきあうには……
見ていると面白い、おそらく、この一言に尽きるでしょう。言っていることとやっていることがバラバラなのに、本人は必死なのですから。気持ちが休まるような言葉をかけても右から左へ流れるため、触らぬ神にたたりなしと黙って見守ることになりやすいのです。いつでも全力投球、一生懸命、人を頼らずに自分の力で解決し、責任感が強く、完璧主義です。困ったことに、自虐趣味があって、ちょっとつきあいきれないレベルかもしれません。でも、簡単に言ってしまえば、一種のプレイのようなもの。自分を落して浮上してくる感覚が好きなのです。注意しなければいけないのは、悪ノリはNGということ。本人が言っているからと言って、けなしたり、からかったりしてはいけません。ただ、ふざけていただけなのに、「あなたに言われた」と恨まれ、心の傷になって残る可能性が高め。「そんなことないよ」、「すごいよ」など、とにかくホメまくって、関係を育てていくのが正解です。

9月25日生まれのあなた
お誕生日おめでとうございます。素晴らしい1日、そして、続く1年をお迎えください。