8月15日は、終戦の日、敗戦記念日,全国戦没者追悼式、刺身の日、親に会いにいこうの日。
イギリスでは、対日戦勝記念日、韓国の光復節、北朝鮮の解放記念日、インドの独立記念日、コンゴ共和国の独立記念日、聖母の被昇天の祭日。素堂忌

■8月15日の物語
乳白色の回廊、柔らかな光に包まれています。建物全体が螺旋のようになっていて、壁と天井は一体化していて、まるで巻貝の中にいるようです。歩けども足音は吸収され、声を発すれば、それは少し遠くから聞こえます。窓はなく、行く手は見えず、閉ざされているけれど、どこかへつながっているような不思議な感覚があります。グルグルと回されていくため、方向感覚は失われ、向かっているのが出口なのか奥なのかわかりません。

■8月15日生まれのあなた
あなたは、時の狭間に生まれました。8月15日は終戦記念日という区切りの日で、ひとつの時代が終焉であり、同時に、次の流れが始まる前段階といえます。つまり、戦争は終わったけれど、その最終日なのです。新しい時代は明日から始まり、あなたは終わった時代に属します。だから、まるでエアポケットに入ったかのように、宙ぶらりんな感覚がつきまとうでしょう。気持ちは前へ進もうとしているのですが、体が動きません。みんなはもう解放されて、思い思いの方向へ進んでいったのに、自分だけはまだここにいないといけないような気がするはず。何かやり残しがあるような、最後まで見届けなくてはいけないような奇妙な感覚がつきまとうのです。人生において、大事なことは誰か他の人が決めてしまっていて、自分はそれに従うしかない諦めに似た気持ちがあるでしょう。誰に何を言われたわけでもないのに、指示待ちをしてしまうのです。聡明で責任感が強く、真面目な人柄の持ち主ですから、背負わなくていいものまで背負ってしまいます。しがらみが多く、ある種の覚悟と共に、特別な道を進みます。やがて、使命に気づくでしょう。世界を次の段階へと進化させる力を秘めているのです。

■8月15日生まれの人とつきあうには……
重要な場面で、理解しがたい結論を出す人です。無難な答えを選ばず、周囲を驚かせるような極端な選択をします。多くの場合は、自分を犠牲にして丸く収めようとするでしょう。なにもそこまで、誰もそんなことは望んでいないのに……、どう言葉を尽くして止めようとしても、決心は翻りません。失うことが贖罪であり、唯一の解決法と信じてしまうからです。滅びの美学の持ち主であり、前時代的なロマンチストなのです。思いつめやすく、放っておくと1人でどこまでも暴走してしまいます。防止策はただひとつ、結論を出す前に、運命共同体になることです。本質的に優しく、思いやりがある人ですから、少しでもあなたを巻き込む可能性があるとしたら、無理や無茶をしません。他人に損失を与えるくらいなら、主義主張を曲げてもごく一般的な妥当なラインで決着するでしょう。深い友情や愛情が8月15日生まれの人を救います。あえて一歩踏み込んでいきましょう。

8月15日生まれのあなた
お誕生日おめでとうございます。素晴らしい1日、そして、続く1年をお迎えください

おまけ日記「華厳の滝、竜頭の滝、湯滝、吹割の滝、滝三昧。