4月1日は、エイプリルフール。
この日が「嘘をついていい日」になった経過には、ちょっと悲しい事件があったそうです。暦の改変に反発した人たちが4月1日を「嘘の新年」として騒いだら、殺されちゃったと。暦を制する者が、国を制しますから、そりゃ、治政者の気持ちもわからないではないですけれど、でも、同時に、暦は生活者のためのものだったりもしますからねえ。1564年、フランスのこと。エイプリルフールの起源には、他の説もあるそうです。
日本では、会計年度、学校年度が始まる日。
綿貫、綿抜(わたぬき)、衣替え、
トレーニングの日。なるほど、きょうから始めるのは、いい区切りですねー。
ストラップの日。1991年からストラップ文化は始まったそうです。意外に昔からありますね。
不動産表示登記の日、児童福祉法記念日。売春防止法試行記念日。オンライントレードの日。
旧琉球政府創立記念日。
親鸞聖人誕生会。三鬼記、西東忌。
また、きょうは、一粒万倍日です。宝くじとかも、いいかも~。

そして、2014年4月1日からは、消費税が!!! 切手とか、うっかりミスしちゃいそうですよー。

千鳥ヶ淵


■4月1日生まれのあなた
我が国の民法では、4月1日生まれは、早生まれとして前年度に組み込まれます。年度の始まり、先頭を切ったつもりなのに、びりっけつだったという違和感が、ずっと消えずに残るでしょう。また、エイプリルフールのイメージも、あなたを悩ませます。よりによって誕生日が嘘をついていい日とは、どうアイデンティティを確立したらいいのかわからなくなるはず。
この落ち着きのなさは、数字の並びからも読み取れます。4は、2つのニュアンスを内在します。ひとつは、安定、下降していく力です。どっしりと大地に根を下ろして、そこに自分の足場を作るイメージ。もうひとつは、改革です。古くて悪しきものを捨て、新しいものへ刷新していく力の動き。1が持つ始まりの力と組み合わせたとき、非常にコントロールが効きにくいはず。まとめようとするのに、好き勝手に分散、分裂していくような展開になりやすいのです。
あなたは、賢くならなければいけません。感情や感覚に身を任せてしまうと、頑張っているのにバラバラになっていく無力感に潰されてしまいます。まず、簡単にはいかないことを自覚して、そして、意思の力でまとめるのです。統べる力を養い、運命のボスになりましょう。

■4月1日生まれの人とつきあうには……
親しくつきあっても、深いところで触れてはいけない何かがある気配があります。傷ついた経験、あるいは、喪失、正体はわからないけれど、うかつに聞くことも出来ないムードです。だから、必然的に、表面的なつきあいになりやすいでしょう。いい人だけど、ちょっと気をつかう存在です。不可解さも、同時に残ります。
でも、多くの場合、背景は、たいしたことではなさそう。子供のころに、なぜ一学年下なのか、エイプリルフール生まれなのか的なことでグズグズしていたら、それが、悩み多きイメージになって、意外に気を使われて悪くないから、ちょっと憂いを秘めているオレ、ワタシになっているというのが真相だと思います。
大人になれば、それなりに、悩みも問題も増えますが、長くクヨクヨしていられるタチではありません。だから、ちょっと図々しく、押して大丈夫です。過去に経験がないから驚かれそうですが、踏み込んだつきあい、きっと喜ばれると思いますよ。

4月1日生まれのあなた
お誕生日おめでとうございます。素晴らしい1日、そして、続く1年をお迎えください。