舌の部分によって感じる味が違うという「味覚地図」は既に否定されています。
◼️味覚の生理学 コ科107
※味蕾は舌全体で通常4000-5000個存在。1/2は舌奥、1/4は舌側面の奥、1/4は舌先にあり、これらが味を良く感じる部位。舌以外にも、口の奥から喉にかけて2000-2500個ほど味蕾が分布。
※舌表面の味蕾は、舌乳頭という突起に埋まっている。舌乳頭は形態により4種あり、味蕾があるのは(糸状を除く、)有郭、葉状、茸状の3つ。
※1つの味蕾は100個ほどの味細胞の集まり。味細胞はそれぞれが基本五味のどれか1つに特化しており、表面には五味のいずれかを担当する味覚受容体(タンパク質)が発現している。
※苦味受容体遺伝子は29種類もあり(甘味とうま味は各1種類、酸味と塩味は各1種類以上?)、それぞれが複数の異なる化学物質を感知することで、自然界の多種多様な毒に対処していると考えられている。実際に、自然界に存在する苦味物質は数百種類で、甘味やうま味の数十倍もある。
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