テクノロジー犯罪と言われる電磁波による視覚効果、聴覚効果は一回も起こることはないと言えるのか。

 総務省の発表によると100KHz以下の電磁波は刺激効果(電流効果)があると言っている。総務省の発表から電磁波で生体に電源が確保されると分かる。電子情報通信学会の故・雨宮好文教授によると30Hz前後で神経が興奮し、100Hz前後で筋肉が興奮し、50~150Hz前後で心臓の閾値に影響があるとされている。電磁界と生体(著:斎藤正男, 山浦逸雄、1974年)によると生体の各組織は多少の違いはあるが数10Hz,数MHz、18GHzで誘電率が下がり、導電率が上がるとされる。この三つのスポット周辺では肉や神経や脳に電流が強く流れることが言われている。同志社大学の小林耕太さんの研究によると赤外線光(3×10^12、テラヘルツ、THz)で神経を刺激することができるとある。テラヘルツでは音声の信号を神経によく伝え、電磁波の信号で神経に伝わらないものが見当たらない。赤外線光は細胞の大きさか熱に作用するタイプのイオンチャネルで電気が発生してるのではないかと言われている。小林耕太さんは現役でTHz世帯の電磁波で聴覚させる研究者なので、電磁波は明確な音声が聞こえないという主張は小林耕太さんの研究に泥を塗る行為である。研究者にいるので電磁波に聴覚効果は無いとは言えない。つまり、30Hz、100Hz、50~150Hz、数MHz、18GHz、数THzの電磁波で神経が興奮するのであり、信号が伝わると考えられる。THz世帯では電磁波の仲間で聴覚するのが明らかなので、電磁波で一回も視覚効果や聴覚効果が起こらないとは言えない。これらの事実を前にして、電磁波は視覚効果や聴覚効果を起こさないと証明するのは不可能である。

 だが、3KHz前後や1000MHz前後、5GHzなどラジオなどの電磁波を一つ抜き出して、生体に電気の刺激効果は無いので電磁波に有意な効果は見当たらなかったと言われることがある。これは人に効果が無いので、その周波数ではないということは言える。それが全ての周波数で効果が無いというのは過大だ。効果のないものを出して安全だと見せかける嘘である。

 だから、全く電磁波は視覚効果や聴覚効果を起こさないと証明することはできない。間違った主張は電磁波は全部、生体に効果が無いというほうだということになる。

 

・参考

 電磁界と生体、斎藤正男, 山浦逸雄、_pdf (jst.go.jp)、P1、(1974年12月)

 ELF電磁界の健康影響と防護指針、雨宮好文、会誌 2001年4月 (ieice.org)

 研究シーズ|赤外線レーザーを活用した人工内耳~非侵襲の補聴器の実現~ | けいはんなリサーチコンプレックス 研究シーズショーケース (keihanna-rc.jp)