退職金はゼロベース! | 『もりたか 淳』の30代で年収1億円超の社会保険労務士になるんだ!

退職金はゼロベース!

こんばんはニコニコ 賞与・賃金メッセンジャーのもりたかですうえ

今日は、退職金についてです・・・


皆さんの会社では退職金は支給されるでしょうか?そしてそれは、何年以上勤務した人に支給されますか?


退職金というのは、就業規則に退職金について規定されていない場合は支給する義務のないものです。しかし、多くの企業は就業規則の中に退職金規定を作り、支払わなければならない隠れ負債となっています汗これに私は、大きな疑問を持っていますはてなマークそれはなぜか?


そもそも、退職金というのは高度成長期に大企業がいい人材を獲得するために使われた、福利厚生というインセンティブです。そして、当時の日本企業は終身雇用制であり、定年まで働くのが当たり前の時代手 つまり、現在の状況とは大きく異なるということです。



何が違うのか?それは、終身雇用制の崩壊による転職の頻繁化です。新卒で、働き出して3年以内に離職する人は、大卒で3割、高卒で5割、中卒で7割。おおよそですが、これらのことから七五三と言われています。これからわかることは、いい人材を獲得するためのインセンティブに退職金がなりえていないということやねん。


いい人材を獲得するのに役立っていない。しかも、職員の定着がおぼつかない現在では、企業側から見た退職金の意味が失われつつあります。1年や3年で退職金を支給するというのに、私はどうしても違和感を感じられずにはいられませんあせる 



職員の定着が目的なら、10年以上に支給する等の工夫が必要です。中退共を使って、社会保険料節約して手取りを増やす方法なんかもあります。社長が払いたい人だけに多く払うって方法もあると思います。


しかし、根本的な問題として、なぜ退職金を支給するのか?本当に退職金を支払うメリットが企業としてあるのか?この辺りを、ゼロベースで考える必要があると私は思います。



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