「ガッチャン」「ジーコジーコ」「バチンバチン」
カタカナ擬音語の音とともに思い出される、フロッピー。
最初に目にしたのは、あこがれのappleⅡ、でした。
初めて買ったコンピュータMZ80Bにもオプション設定があって、
一式そろえると立派なクルマが買える値段でした。
社会に出て、仕事で触るようになったパソコンもフロッピーで、
ほとんどの場合は、ドクター中松で有名な「3.5インチ」フロッピー。
MacintoshClassicやPC98、多くがフロッピーでしたね。
CADなど、業務系に多かったのは、「5.25インチ」、
いわゆる「5インチ」フロッピーでしたが、
紙封筒に入った5インチフロッピーは、どこかダサかった。
プラスチックケースの3.5インチと比べると古さを感じたものでした。
MS-DOSの頃に、日本ではパーソナルワープロ、が一気に普及しました。
日本語に特化されていて、パソコンよりも操作が簡単で、
見積書など、ビジネス文書から手書きが無くなったことを思い出します。
このワープロたちも3.5インチフロッピー、でした。
でも、個人でも買えるような低価格な機種は、2DD対応で、
パソコン用の2HDが使えない不便さがありました。
パソコンもハードウェアROMで日本語対応していたころから進化して、
DOS/Vによるソフトウェアで日本語対応が可能になると、
「黒船来航」よろしく、世界標準パソコンのIBM互換機が上陸してきました。
Compaqなど安価な互換機がニュースでも話題となりました。
ところが、IBM互換機は2HDが1.44MBフォーマットでした。
国民機PC98は1.2MBフォーマットですので、苦労したものです。
一時は、家の中に、
「2DD」「1.2MBフォーマット」「1.44MBフォーマット」
と、見た目には同じような3.5インチフロッピーが混在して、
入れてみないと分からない、現象が起きたものです。
結局、3モード対応ドライブが普及して解決しましたが、
今では懐かしい思い出ですね。
私自身は、
5インチ、3.5インチ、ドライブ・メディアを今でも所有しています。
なんとなく捨てられない人も多いと思いますが、
みなさんはいかがでしょうか?