毎月一回程度楽しむ映画館での映画鑑賞

正直、今回は是非観たいと思うものが無く

「どうしよっかなぁ」と探していたら

原作が佐藤愛子さんで

佐藤愛子さん役の主役を草笛光子さん

佐藤さんの本の編集者を唐沢寿明さんが

演じているので

「きっとハズレは無いだろう」と

『90歳。何がめでたい』を観に行くことに

 

映画館ロビーに着くと

熟女2人組が数組うろうろ、

そのうちの1組が

チケットの買い方が解らず

券売機の前で困っている様子

売り子さんが対面で販売してくれない時代

この映画館も、お土産コーナーの人が

“困ってる人案内係”兼務のようで

「すみませ~ん!」と必死な叫び声を聞いて

奥のスペースから小走りで出てきました

その後、無事チケットを購入出来たようです

(私も旦那さんがいなければ無理です💦)

 

お土産コーナーの人が

この件から解放されたのを見て

今ならこっちの仕事も出来そう、と

お土産コーナーのレジにある呼び鈴を押し

「これください」でパンフレット購入

ポップコーンとホットコーヒーを持って

掲示の“入っていいよ”を合図に入場

相変わらず映画館は空いています

なのに、上映前の雰囲気がいつもとは

明らかに違います

お客さんの平均年齢が、他の映画より

20歳程上で圧倒的に女性が多い

いつもよりかなり賑やか

もっと言ってしまえばガヤガヤうるさい😅

年配の人(私も含む)あるあるで

女学生トークが沁みついている昔のお嬢さん

若人が集まれば話の花を咲かせる時代の習慣

そこが映画館だろうが何だろうが!

 

映画が始まってもこのままだったら

「うるさーい!」と言ってしまおうかと

思うくらいのレベルでしたが

流石に躾の行き届いた世代(私も含む😅)

開始ベルと同時にシーン・・・

おしゃべりのために我慢していた咳が

控え目に1つ2つ聞こえるのみで

静かな中、映画が始まりました

 

内容は詳しくは書きませんが

映画全体に温かさがあって笑いがあって

なのに主人公の過去の出来事に泣いたり

夫婦そろって、それぞれ違うシーンで

何度も泣きました💧✨

 

本を作る前(断筆中)と、その後の

主人公の変化、周りの人の変化に

感動したり共感したり

目まぐるしいのに雰囲気は落ち着いていて

気楽に観られるのにとても深い味わい

 

夏休みの派手な映画が始まる前に

質の良い、こんな映画も是非観て欲しい

迷っているなら是非!

・・・そんなおススメ文が浮かぶ映画でした

 

「いやぁ、映画って本当にいいもんですね」

 

 

なっちゃん(白)

「映画も写真もアングルが大事なのに、

 見て!私こんなに足太くないわ😓」

モモちゃん(茶)

「先輩、私は分かってます

 先輩はスタイル抜群ですよ

 上の写真にはママの悪意を感じます」

なっちゃん

「次は女優さんみたいに綺麗に撮ってね」