皆さまお疲れさまです
新米ママのnechikoです
今年3月の出産について、記録のために残したいと思います
昨日の記事の続きになります!
陣痛が遠のいてしまい、産院から家に戻ってからは、家事などをして過ごしていましたが、お腹が定期的にはっている感覚がありました
いつ本陣痛が来ても良いよう、余裕があるうちに、ご飯を食べて体力をつけ、なるべくトイレに行き、早めにお風呂に入るようにしていました
【陣痛から出産まで】
自宅で陣痛に耐える
- 夜22時頃、約10分間隔で不規則な陣痛が有り、陣痛が来たら、はんなりママさんの陣痛ポーズをしてゆっくり息を吐くを繰り返す。
- 0時頃から陣痛の間隔が10分を切る。産院からまた家に戻ることにならないよう、ギリギリまで家で様子をみることにする。
- 陣痛ポーズ+呼吸だけでは痛みが我慢できなくなり、陣痛に合わせて夫に尾てい骨と腰の真ん中あたりを思いっきり押してもらう。(毎回、陣痛が来るたびに夫に指示していました)
- 気を紛らわそうと、TVerでアメトークを見ていたのですが、陣痛の度に陣痛ポーズをしていたので、余裕がなく見られない状態。
- 早朝5時まで一睡もできず、ひたすら陣痛に耐える。はじめは30秒くらいの痛みだったのが、6〜70秒くらいまで長くなる。
- 夫はほぼ起きて押してくれましたが、うとうとして寝ている時は、自分で尾てい骨と腰を後ろから思い切り押して、なるべく息を吐いて耐えました。
- 陣痛と陣痛の合間には、次の陣痛が来るまで深呼吸をして体力を温存し、来ると思ったら陣痛ポーズで構えていました。
- 早朝6時には5〜6分間隔になり、陣痛の痛みが我慢できないレベルに変化したので、産院に電話し、タクシーで急いで向かいました
事前にイメトレしていたので、冷静に対処できたと思います。
産院に到着〜出産まで
- 産院に到着し、助産師さんに内診してもらうと既に子宮口は6〜7cm開いていました助産師さんから、「よくここまで頑張ったね午前中には生まれるかも」と言ってくださり、ものすごく嬉しかったです
- 先が見えたこと、無事に産院に到着したことで安心したのか、数分だけ陣痛の合間に寝ていましたこの時点で丸二日眠れていないので、脳内麻薬が出ていたのかもしれません。
- 産院の朝食は食べられそうにありませんでしたが、体力をつけるために無理矢理食べられそうなものを食べました特におにぎりなどの炭水化物を中心に食べました!あとは、なるべく水分補給をしていました!
- モニターの波を見て、陣痛が来たら、分娩台の上で陣痛ポーズをして、夫に肛門を思い切り押してもらっていました!
- 痛いですが、まだ我慢できるレベルで、夫と話したり、助産師さんと話ができていました。
- 午前11時頃、助産師さんが内診しながら破水させて、子宮口が全開になりました助産師さんの内診?が地味に痛くて、手を突っ込んで赤ちゃんの頭を先導してくださり、ありがたいですが、結構痛かったです。
- 破水後に子宮口が全開してから、痛みの度合いが一気に上がり、少し焦りました足を固定して出産の体勢になってから、痛みがMAXの状態になり、身体中から汗が出てきて、いよいよ生まれる、赤ちゃんが出ようとするエネルギーを感じましたはじめて、「何これ!?かなり痛い」と声に出ていました。
- 程なくいきまないと我慢できなくなってきた時に、助産師さんから「もういきんでもいいよ〜」と言っていただき、思い切り踏ん張りました。はじめの1〜2回は、痛みで腰が浮いてしまったのと、うぉーという声が漏れてしまい、力が入り切らず、上手くいきめませんでした。
- 痛みに強い私でも、ラストの陣痛はかなり痛かったですが、赤ちゃんも一番苦しいから早く出してあげたい!!でも、今までのように上手く呼吸ができず…痛みに怯みそうになる私に、助産師さんが一言、
「楽になるためには、もう出すしかないんだよ」
「次の陣痛が来たら、バーにしっかりつかまって、口を閉じて、頭を上げて自分のお腹を見て、下にさがるように思い切りいきんでみて」
ハッと我に返りました
ここまで来たらもうやるしかない!
あんなにイメトレしたんだからできる!と急に強気になり、夫にいつものトーンで、
「ちゃんと生まれるところを見たいからメガネをとってかけてもらえるかなあと、暑いからあおいでもらえる?」
と、急にスイッチが入りました
陣痛と陣痛の間に体勢を整え、足の位置をしっかり固定し、陣痛が来たら、助産師さんのアドバイス通りお腹を見て、口を閉じ、思いきりいきみました!
ラストの陣痛は痛いですが、陣痛と陣痛の間に数十秒は痛くない時間があるので、そこで呼吸を整えて、次の陣痛までに体勢を直して、集中するということを自然に行っていました。
これでもかという程、息が続くまで長くいきみましたそれを4〜5回続けると、、
「赤ちゃん出てきてるから、もういきまなくて大丈夫力を抜いて」
と言われ、あっという間にどぅるんと赤ちゃんが出てきました
11時39分に元気な女の子を出産することができました
会陰は切開せずとも、いきみすぎて裂けてしまったらしいですが、麻痺しており痛みは感じなかったです
そこまで恐れることもなかったかと思います。
赤ちゃんが生まれた後に先生が来てくださり、会陰を縫うなどの処理をしてくださいました
前駆陣痛を含めると陣痛に耐える時間は長かったですが、子宮口が全開してから30分程で生まれてくれたので、本当に親孝行な娘だと思います。
出血多量による貧血で苦労しましたが、無事に出産できて安心しました
お産は本当に命がけだと実感しました!
最後まで一緒に寄り添ってくれた夫と、的確に指示をしてくれた助産師さんのおかげで乗り越えることができたと思います。
助産師さんからは、全体を通して、経産婦さん並に落ち着きがあって、痛みを受け入れてスムーズなお産になりましたね!と言っていただき、嬉しくて達成感であふれました
生まれて産声を聞けた時、私は笑顔であふれました
感動の涙ではなく、笑顔でした
娘と会えたこと、自分が出産できたこと、安堵が混ざり、心から嬉しかったのです。
娘をはじめて抱っこした時に出た言葉は、
「本当によく頑張ったね
無事に生まれてきてくれてありがとう」でした。
切迫流産を乗り越え、お腹の中で生き続けてくれたこと、狭い産道を自分の力でくぐり抜けてこれたこと、全てが奇跡で、生命力の尊さを実感しました。
また、自分自身も無事に生まれて来れたことは奇跡だということを実感し、改めて両親に感謝の気持ちが溢れました。
妊娠から出産を通して、命の尊さを学べたと思います
長文になりましたが、出産までの回想録はこれで終わります
次からは出産後の育児のことを書こうと思います
長文にお付き合いくださりありがとうございます