4月1日、年度が切り替わって

気分一新の方も多いでしょう。

 

人事異動の多い

この時期に

エイプリルフールって

面倒くさいですよね、

ウソと思われて。

 

下手にウソを付いても

信じる人が現れるし。

 

以前、富士通(株)に勤務

していた頃のことです。

 

富士通では

手土産用の羊羹があり

「富士通羊羹」と

呼ばれていたので、

 

社内で「羊羹」をつくる部署に

異動になったとSNSに書いたら、

 

「よかったね!」と

喜んでくれた人が現れw

 

4月1日のウソですよ〜

と言ったら、めちゃガッカリ

されたのを覚えていますww

 

で、今年のウソ、では無く、

本当の人事異動は、

 

4年間お世話になった

大学を退職しました。

 

作家活動を中心に

会社経営1本で

やっていきます。

 

収入でいえば大学の給料は

全体の1%未満ですが、

 

若い人の育成に関与する

貴重な機会でした。

 

またプロフィールに書く

肩書きとしても大きかった。

 

青山学院で4年、

武蔵野学院で4年

計8年間、副業で

非常勤講師(兼任講師)

を務めました。

 

プラス母校の

北陸先端科技大で

3年、大学院の

客員准教授を

務めました。

 

学生さんにとって

企業社会との

少し生々しい接点に
なればと思っていた

次第です。

 

ただ、

フリーランスになって

企業社会との接点には

もはやなり得ないのも

事実です。

 

私も会社経営者

ですが、

 

今の私の職種と勤め人の

世界は全く違います。

 

もちろんフリーランスの

世界を学生さんに伝えるのも

意味あることでしょう。

 

ただ卒業してすぐ

フリーランスになる人は

ほとんどいません。

 

社会人全体の

9割がいわゆる

サラリーマンです。

 

残りの1割の世界は

脇道みたいなもの。

 

脇道を知ってから

メインストリートに

入ると、

メインストリートに

批判的になりがちです。

 

そのメインストリートが

「勝手知ったる場所」

なら、それも良いでしょう。

 

しかし大学生は

卒業すると大半は

社会人になります。

 

社会人と学生では

まるで価値観が異なる。

 

これから未知の

メインストリートに

進む人たちに、

最初から脇道を

教えるのは

良い結果を産まないと

推測します。

 

斜に構えた状態で

未知の環境に飛び込んだら

ろくなことになりません。

 

ですから、大学で

少なくとも今の私が

経験している

フリーランス世界を

多く伝える必要も無いと

思うわけです。

 

※フリーランスの中でも、例えばライターやイラストレーターなら講師向きでしょう。

 

勿論そうすると、

私自身が

 

「大学教育に適格な人材か?」

 

という

疑問が生まれますよね。

 

もう適格では無いと

自己判断して、

退職しました。

 

会社員時代の経験も

古くなってきましたし。

 

契約は1年更新なので

いつか契約が切れるのを

待つのも一案でしょう。

 

が、それを待つのは

怠惰なので、

前もって決断した

次第です。

 

4年を超えると

大学側が自由に

契約解除できなく

なる縛りもあるので、

そこも考慮しました。

 

経営者としてさらに

充実していければと

存じます。

 

メインストリートでの

経験やノウハウで

こんな本の監訳をしました。

 

科学雑誌のニュートンから

先月末に発売された

 

『質問力を鍛える本』(ニュートン新書)

 

 

著者は私ではありません。

 

ウォーレン・バーガーさんという

アメリカのジャーナリストで

イノベーション研究で実績を

挙げている方。

 

ビジネス雑誌

「ハーバード・ビジネス・レビュー」

「ファスト・カンパニー」

などでもご活躍です。

 

私は本書の「翻訳の監修」

つまり「監訳」を

担当しました。

 

本書は革新的な

アイデアを生み出すための

思考法そして質問の仕方を

解説しています。

 

・企画力を上げたい方

・自分で考えさせる力をつけたい方

・デザイン思考に興味ある方

 

にはオススメです。

 

職種でいえば

 

マーケッター

デザイナー

教師

 

など向きの内容。

 

ビジネス面でいえば

 

新しい企画やデザインの

コンセプトを構築し、

 

なぜその企画・デザインが

いいのか、その良さを説明

できるスキル向上が

期待できるでしょう。

 

教育面でいえば

 

質問を通して

生徒の考える力を向上させ、

生徒を内発的に動機づける

のに役立つでしょう。

 

「内発的動機づけ」とは

本人が自発的にやる気に

なることです。

 

外発的動機づけは、

報酬など外部条件でやる気に

させることですが、

 

外発的動機づけの弱点は

その外部条件が無くなったら

モチベーションを失うこと。

 

主体的に生きる力を

つけるには、

本人が自発的に意義を

見出しやる気になること

が大事です。

 

誰かの主体的に生きる力を

応援したい人は、ぜひ

本書の質問スキルを

身につけてください。

 

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¥2,400と本にしては

少々高価ですが、

それだけ中身のある本です。

 

よろしかったら

ご一読ください。