1月4日、仕事始めの方も

多かったでしょう。

 

職場で神社参拝する所も

あるようですね。

 

総理大臣は、仕事始めの

伊勢神宮参拝が

佐藤栄作総理の時より

恒例です。

 

佐藤栄作政権といえば、

沖縄返還によるノーベル平和賞、

非核三原則の提唱

7年8ヶ月の長期政権などで

知られます。

 

寒川神社などにも

よく参拝されていて

神社への崇敬の念が

篤い方だったようですね。

 

去年の菅総理の時は

コロナ禍に配慮して

仕事始めの伊勢神宮参拝は

無かったのですが

(退任後に参拝された)

 

今年は岸田総理が

1月4日に参拝されました。

 

報道の写真を見ると、

 

御垣内参拝(みかきうちさんぱい)

 

をされたようですね。

 

特別参拝とも言います。

 

 

通常の参拝と異なり、

 

白い布の向こう側、

内宮・外宮の垣根の奥

に入って参拝します。

 

御垣内参拝(特別参拝)

をするには

 

伊勢神宮崇敬会の

会員になるか、

 

内宮・外宮の神楽殿にて

所定の初穂料を奉納します。

 

私も何度か御垣内参拝を

させていただきましたが、

 

普段では味わえない

「静けさ」を体験し、

 

これが

「おごそか」

という感覚なのかと

格別のものがありました。

 

沖縄や沼島で体験した

剥き出しの神域とは

また異なった神域ですね。

 

この伊勢神宮の

御垣内参拝(特別参拝)

実は

 

「3段階」

 

あります。

 

神様が鎮まるとされる

ご正殿(本殿)への

物理的な距離の近さで

3段階に分かれます。

 

私が体験したものや

伊勢神宮崇敬会の

会員になって体験

できる御垣内参拝は

 

その中で

一番遠いもの。

 

初穂料は

2千円以上で

よいので、

一番気軽に体験できる

御垣内参拝です。

 

一方、岸田総理の

御垣内参拝は

 

もっとも神様に近い

距離での御垣内参拝。

 

必要な初穂料はなんと

100万円以上です。

 

ちなみに2段階目は

初穂料10万円以上。

 

御垣内参拝を体験

したことのある人も

 

多くは一番遠い所

からの参拝でしょう。

 

めったに体験できない

神域をお感じになら

れたのですから、

 

岸田総理におかれましては

ぜひその特別な体験でえた

感覚を活かして

政務に励んでいただければ

と存じます。

 

【2022年1月15-16日】福島県「最強の神様」をめぐる1泊2日の旅