５年前に脱サラして
起業した僕だけに、
脱サラして
上手くいく人・いかない人も
見てきました。
会社員として有能
だった人が上手くいく、
とは限らない。
学歴社会とは無縁、
どんな経歴でも
大きく成功しうるのが
起業の世界です。
絶対成功する方法なんて
ありませんが、
絶対失敗する方法なら
あります。
後ろを振り返って
ばかりいる人です。
たとえば
古巣を見下す人、
古巣にいる人達よりも
色々な面で上回りたい、
上回っていなければ
ならないと思っている人、
です。
もちろん以前の自分よりも
あらゆる面で向上したいのは
いいでしょう。
しかし、昔一緒に
いた人達を意識して、
「あの人達よりも・・・！」
と比較しているのは
そもそもの出発点が
間違っています。
新しい物語が始まった
のだから
新しい場所の人達と
物語をつむいでいくの
に集中する時ですから。
ただ、ここでもう
ひとつ気をつけなければ
いけないのは
【ごくつぶしからのスタート】
なことです。
脱サラした途端
会社にいたあらゆる人物
よりも、下になります。
底辺よりもさらに下です。
底辺は三角形の中にある。
その三角形から落ちるの
だから、
会社どころか、
街を歩いて目に映る
誰よりも自分は下になる。
「何者でも無い」とは
そういうことなのです。
ところが、
環境を変えた人は
大抵
「上が無くなった」
と思いがちなんですね。
以前の環境への不満の
多くは
上司など格上の人達への
不満です。
部下への不満で退社する
人はいないでしょう。
退社して、環境を変えて
せいせいするのは、
その嫌な上がいなくなった
から。
ところが、実際に
脱サラやその類いで
起こることは
上がいなくなった
のでは無く、
「底が抜けた」んです。
誰にも頭を下げなくて
よくなったのでは無く、
誰よりも頭を下げるべき
立場になってしまうんですね。
実績上げれば、すぐに
底上げされるのですが、
それまでは
「ごくつぶし」
ごくつぶしになって
意外にショックなことは
「誰も自分に頼らなくなる」
んです。
「誰にも頼れなくなる」
はまだ想定の範囲内。
誰かに頼るなら
「お金を払って雇う」
ことになる。
お金を払って上司を
雇うんですね😆
この雇った上司を
起業の世界では
メンターとか師匠とか
コンサルとかいいます。
そんな金は払えんという
なら、頼る人はいない。
組織を離れる人は
それくらいの予想は
しているでしょう。
ただ、自分に頼ってくる人
が居なくなるのは、
あまり予想していないかも
しれません。
ごくつぶしに期待する
人間なんて誰もいない。
やさしい人達から
「がんばってね」
と声をかけられるだけの
存在になるんですね。
だから
いきなり脱サラとか、
いきなり環境を変えるとか、
僕はオススメしません。
次が決まってからでいい。
独立なら、まず副業して
結果が出てからでいい。
「良いごくつぶし」
になれる人って本当に
少ないんでね😆
ごくつぶしは
丁稚奉公よりも
ぞうきんがけよりも
さらに下から始まる。
そこに気づく人は、
めちゃくちゃ少ないけど、
そこに気づいたら
浮上していきます。
現実は正確に認識した途端、
変容する。
「あ、今こうなんだな」
と認識した瞬間、
こうじゃなくなります。
逆に言えば、認識しなければ
いつまで経っても
何も変わらない。
面白いですね☆
でも現実の正確な認識
って難しいんで
それは無理だとあきらめて、
天のお導きに任せるのも
良い判断です。
天のお導きに任せるなら、
「六根清浄」の
念仏と考え方が参考に
なるでしょう！
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