僕の意見でいちばん
シェアされたのは何か？
僕をベストセラー作家に
押し上げた主張といっても
いいですね。
この本で書いたことです。
なぜ徳川家康は
天下を統一し、
子孫に天下を
継承できたのか？
そしてなぜ織田信長は
天下統一に失敗したのか？
それは諏訪大社の扱いに
ある。
信長は諏訪大社を焼き討ちし、
家康は諏訪大社を再建し、
篤く崇敬した。
諏訪大社を焼き討ちした
信長は、約３ヶ月後、
本能寺の変で
後継者の息子・信忠
ともども、あっけなく
殺されてしまいました。
一方、家康は
皆さんご存知、
天下を統一し、
２６０年続く江戸幕府
を開きました。
焼き討ちといえば、
信長は延暦寺の
焼き討ちで有名。
この時、隣接する
日吉大社も焼失。
この日吉大社を
再建したのは、
やはり天下統一に
成功した豊臣秀吉でした。
ちなみに延暦寺の
再建は、豊臣家、
徳川家、伊達政宗ら
多くの有志が再建に
協力したようです。
さて、ここで問題です。
どうして信長は
こんな
「暴挙」
をしたのでしょうか？
敵対する勢力だったから、
徹底して殲滅したというのは
シンプルな理由ですが、
それにしても過激すぎますよね。
アトムさんのこのブログを
読んで、その謎が解けてしまった。
この２つの記事、続けて読むと
面白いですね。
読みました？
結論だけいうと、
島根の出雲大社、
奈良の大神神社、
長野の諏訪大社は、
力が強まらないよう
封じられている配置
になっているという
ことです。
逆に
茨城の鹿島神宮、
三重の伊勢神宮、
宮﨑の高千穂/天岩戸神社は
力が強まる配置に
なっている。
封じる側の
鹿島・伊勢・高千穂
封じられた側の
出雲・三輪（大神神社）・諏訪
こういう配置を
レイラインというのですが、
レイラインというのは
「種が割れたら終わり」
なんです。
人々にその意図を
知られないように
つくるもの。
つまり
「陰謀」
なんですね。
陰謀は公けに
なったら、
それで終わり。
レイラインの配置も
古代の陰謀なので、
謎が解けたら、
その陰謀を破壊する
人が出てきます。
その方法のひとつが、
すごくベタですが、
レイラインの
重要拠点を破壊する。
あー、何かイヤなことに
気づいてしまった！ｗ
僕は単純に
信長は諏訪大社を焼いたから
諏訪大社の神々の呪いを受けた、
延暦寺・日吉大社を焼いたから、
比叡山の神々の呪いを受けた
と解釈していたんです。
（焼いた実行者の明智光秀もそう）
でも、
「レイラインを分断・破壊した」
と考えると、
話しは変わってきますね。
古代日本からの、
このレイラインを仕組んだ
存在たちから報復を受けた
ってことですね。
逆に言えば、
織田信長という存在は、
そこにケンカを仕掛けて、
そして消されたという
ことになる。
織田信長の
信仰する神様は
ちょっと特殊で、
「反体制」
なんです。
日本神話にも
出てくる存在ですが、
「やられた側」
であり、
勝者は今でも
圧倒的に強大で、
僕だって
お世話になっている。
補足すると、
信長の神は
力を封じられた
出雲・三輪・諏訪
のサイドかというと、
かなり微妙です。
信長の霊的パワーの
背景のひとつは
「対馬」なんでね。
出雲のオオクニヌシ
三輪のオオモノヌシの
ルーツは出雲の祖神
つまりスサノオノミコトですが、
信長の信仰した
神のひとつである
津島＝対馬の神は、
もうひとつの
スサノオの流れです。
オオクニヌシ/オオモノヌシ
も封じられた側とはいえ、
非常に多く神話に出てくる
ヒーローです。
国を譲った側けれど
主役の一方だもの。
出雲も三輪も
神話の里を代表する
ブランドだ。
でも信長の信仰する
神様はさらに
封じられている。
封じられたことすら
忘れられている。
レイラインの秘密を
解いてもらえることも
無く、ただ忘れられた。
信長って、全部
壊したかったんですね。
秩序を、体制を。
それは見えない世界も含めて。
賛成も同意もしないけど、
信長の思いはわかる。
津島以外の
織田信長の
信仰する
ちょっと特殊な
神様が何かは、
来年の著作に
出てくるので、
すみません、まだ
ネタバレできません
ｍ（＿）ｍ