「はて、自分はどんな

会社員だったろうか?」

 

と思い出してみました。

 

13年半、会社で

過ごしましたからねぇ。

 

1社目が4年半

 

2社目が9年

 

1社目の話しをしましょうか。

 

1年目は試練でしたねぇ。

 

最初、福生営業所で

研修だったのだけど、
(東京都福生市です)

 

ここで2ヶ月ほど

飛び込み営業を体験

することになった。

 

営業成績は幸い悪く

なかったのだけど、

新人の面倒を見る

営業所の課長さんの

評価は低かったね。

 

なんで低いと知って

いるのかというと、

 

営業所でラックに

立ててあるファイルを

片っ端から

読んでいたら、

 

新人の評価が書いてある

資料まであった(笑)

 

オレの評価はこんな評価か〜

 

と笑っちゃったのを覚えてます。

 

とにかく僕の評価コメントは

 

「〜?」「〜?」「〜?」

といくつも?マークが

書いてあって、ようするに

分からない人間だったよう。

 

ただ、協調性が無いことだけは

課長さん、確信を持ってました(笑)

 

これはもう、小学生時代から

通知表で一貫して先生方から

評価されてきたことです。

 

ザ・協調性なし

 

人から何を言われるとか、

どう評価されるとか、

 

情報として興味はあるけど、

感情として気にはならなかったね。

 

それでソフトウェア本部に

配属されるのだけど、

(対人能力は乏しいと判断されたw)

 

まったく畑違いで、

パソコンとか絶対触らないぞと

思ってた口だったので(苦笑)

 

新人試験は、まさに

のび太くん並だった。

 

本当にゼロ点だったん

じゃないかなあ。

 

1問くらいは

正解したかもしれないが、

 

試験の問題文が

ほぼ読めなかったw

 

Window95入門を

近所のカルチャーセンターで

2時間、無料で受けただけの

レベルのパソコン知識で、

 

いきなり、

 

Unix、C言語、アルゴリズム

 

だからね。

 

もう研修中は寝るしか

無いよね(笑)

 

謎の言語をずっと聞かされても、

わけわかりませんからねぇ。

 

同じ境遇の方がもうひとり

いたんですが、その人が
すごくかわいい女性で、
仲良くなって研修は

楽しかったですw

 

「はしにも棒にもかからない」

 

そんな評価が適切な

新人時代だったでしょう。

 

実際それは、しっかり

勤務評価にもあらわれてました。

 

状況が変わったのは

2年目でね。

 

ここで、

ITコンサルタントチーム

が職場にやってきます。

 

米国の会計事務所系

コンサルティングファームと

タッグを組んで経理システムを

構築することになるのだけど、

 

そのコンサルタントのお一人

に弟子入りして、ぐっとスキルが

増しました。

 

これはラッキーでしたねぇ。

 

ようやく、

 

「何やっているのか」

 

ちょっと分かるようになってきた。

 

仕事の様子を横で見せてもらって、

 

「いま何やってるんですか〜?」

 

と聞いていた。

 

「そのITコンサルタントチーム

から新しいスキルを学ぶ」

 

のが、僕がその時いた

チームの使命だったので、

堂々と教えを請えたわけですね。

 

おかげで、3年目には

「切れ者」

に評価が変わったww

 

ま、正確には

 

「普通」

 

になったっていうのが、

妥当な評価でしょう。

 

世界No.1

コンサルティングファームの

ボストンコンサルティングに

会社が1000万円払って、

その対価である提案資料を読んで、

 

なるほど、と思える

程度には知識も付いていた。

 

これが1000万かと^^

 

この頃、職場の皆さんの

残業時間のデータを

見かけたことがあって、

 

皆さん同じくらい

残業しています。

 

月々40時間程度。

横並びでしたね。

 

ところがひとり、

やけに数字の低い

のがいる。

 

「誰だ?」

 

と思ったら、

僕だったw

 

月々25時間程度だった。

 

この頃が4年目です。

 

今にして思うと、

この最初にお勤めした

会社にずっといても

良かったかもしれない。

 

たぶん40才くらいまでは

楽しくやっていたと思う。

 

どういう経緯で退社するに

いたったかは、この本に

書きました。

 

 

一言でいうと、

 

「未来の記憶」を

見たってことになる。

 

論理的・合理的に

考えると、

 

大企業を辞める理由って

無いんでね。

 

あくまで、

 

主観的な理由しか無い。

 

たとえば職場で

いじめだのパワハラだの

にあっていたら、

 

やむをえず泣く泣く

ってこともあるでしょう。

 

理不尽だけどね。

 

これは悪い意味での

理不尽ですが、

 

良い意味、あるいは

良いも悪いも無い意味で

 

理屈の通らないことが

世の中に起こります。

 

そういうことが

僕の場合、

 

1社目

 

2社目

 

と2回起こったって

ことですね。

 

そんな時に

「すっ」と流れに

乗れるのが、

 

ひょっとしたら

僕の最大の長所

なのかもしれません☆