「私はこうしてベストセラー作家になれた!」

大上段なタイトルですが、僕が付けたわけではありません。

未来のベストセラー作家を養成するブックオリティ出版ゼミの2期にて、「私はこうしてベストセラー作家になれた!」というテーマでインタビューを受けたのです。

写真は、ゼミ学長のタカトモこと高橋朋宏さん、今回インタビューされたもうひとりのベストセラー作家で、『女の運命は髪で変わる』著者のさとゆみこと佐藤友美さんです。



ブックオリティ出版ゼミ1期も、同じふたりがインタビューを受けました。

さとゆみさんと僕は、このゼミの前身であるサンマーク出版主催「本気で著者になる出版ゼミ」のゼミ生で、いわば0期生。その中で運良く最も売れた2人のため、こうしてご招待いただいてます。

話しの内容をひとつシェアすると、

「大きな欲をいだきましょう」

さとゆみさんは、髪の本を書くことで、美容業界がもっと向上するように、という思いで本を書いた。

僕は、神社を通じて、日本の精神性がもっと向上するように、という思いで本を書いた。

ゴールは、本を出すことでも、売れることでも無かったのです。

だから2人とも「まだ欲は満たせていない」。

関連してこういう話しをしました。

「小さなゴールで、達成感を味わうな」

ゴールを切ったと思った瞬間、そこで終わるからです。

たとえば「出版した」ってひとつの実績ですよね。それで満足ですか? ってこと。

よかったよかった!

やったー! やりましたー!!

喜ぶ気持ちは理解できる。

でも、3ヶ月も経てば「こんなはずじゃ無かった」ってなる人も多い。多いどころか、僕の感覚では7割の人は不満が残ります。トラウマになります。

その原因のひとつが、どこかで達成感を味わったこと。

「やったー! やりましたー!!」
⇒「あ、これでいいのね。終了ー」

成果を出せば出すほど、売れれば売れるほど、表情は厳しくすること。

それは喜んじゃいけないということでは無くて、「ゴールは、そこなんですか?」ってことです。

選挙に勝った政治家は、活躍する人ほど、大きく勝っても表情は厳しい。なぜなら「これから」だから。有権者はそう思ってますよね。

達成感を味わい、喜んだりほっとしたりするのは、ごく自然な当たり前の感情です。でも、さらに先を行く気があるなら、味わい方がある。

だから難しい。

他人に注文をつけるのはカンタンだけど、自分が実践するとなると、非常に困難です。

売れれば売れるほど、結果が出れば出るほど、お試しは来る。これは経験しないと分からないけど、今回、機会をいただいたので、お伝えしました。

ブックオリティ出版ゼミの講師陣は、タカトモさんを始め、こういう「勝負の綾」をイヤと言うほど味わってきた3人のベテラン編集者です。

『人生がときめく片づけの魔法』(近藤麻理恵)159万部
『病気にならない生き方』(新谷弘実)140万部

とサンマーク出版で2冊のミリオンセラーをつくり、しかも日米でミリオンセラーを出した世界でただひとりの編集者タカトモさん。

映画化された『億男』(川村元気)56万部

などを手がけ、クロワッサン、ブルータス、ハナコの雑誌編集も経験した元マガジンハウス・平城さん。

110万部突破『「世界の神々」がよくわかる本』シリーズ
『斎藤一人 天が味方する「引き寄せの法則」』(柴村恵美子)17万部
『絶対、よくなる!』(斎藤一人)12万部

などを手がけ、累計発行部数1,000万部超の元PHP研究所・越智さん。

もうひとりのシークレットゲストさとゆみさんも、著書『女の運命は髪で変わる』が8万2千部、さらに編集者サイドでの出版経験が豊富です。

みなさん出版業界の表も裏も知り尽くしている。

「よくこんな怪物達に混ざることができたな」

僕の素直な感想ですw

ブックオリティ出版ゼミの受講生は、この怪物達とタメを張れるようにならなくてはいけない。

すでに1期生は次々と出版企画が通り、今年の終わりから来年にかけて、多くの著書が出ることでしょう。

出版希望者と関わって思うのは「あなた、絶対大丈夫だよ」という人でも不安なのですね。大丈夫な人が、不安なあまり血迷わないよう、「大丈夫だから」とお伝えするのも先輩の役割です。

いくら「大丈夫だよ」と言っても、まったく耳に入らないのですけどね笑

関わった人間が結果を出すと、僕もうれしい。ゼミ生の皆さんの健闘を、心よりお祈りします!

講義のあとは、懇親会。実はこちらの方が重要で、実質的な質疑応答が繰り広げられました。



懇親会の方が重要ってのは、いかにも社会人あるあるですね笑

【書籍】

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