さて、今回は少し微妙な、気を遣う話し。といっても、2年半前にはよく話していたことなんだけど、

チャネリングするようになった、その先の話です。

ざっくり言うと
チャネリングしたことを

「神の声として話すのでなく、自分の声として話そう」。

「〇〇神からのメッセージ」では無く、私からのメッセージとしてお伝えする。

チャネリングに興味関心無い人向けにたとえて話すならば、

「〇〇さんがね! こう言ってたんです!」

じゃなくて、

自分の意見として話そうということ。これはパクリとはまた別の話で、他人を盾に意見を言うのでなく、私の意見として伝えようということです。

すぐ他人を盾にする人いるからね。それは反射的な防御反応で、悪気なんて無いことだろうけど、

「で、あなたはどう思うのですか? どう感じているのですか?!」と、問いたくなる。本人にとっても、その場しのぎのようなもので、中長期的にはプラスにならない。自分の発言に責任を取らなくなるから、いつまでも一人前の大人として扱ってもらえないです。

どうせ状況変われば、別の誰かの意見を盾にしだす。それは「うまい立ち回り」のようで、まったく逆で「この人は信用できない」とレッテルはられるだけです。

熟年世代でもそういう人めずらしくないのが、現実ですけどね。

その上でスピリチュアルな話しに戻すと、

「天使・龍神・女神・聖者の声が聞こえた!」という類いの話は、それはもちろんうさんくさい。カルト宗教で定番だしね。

そういう常識を持っている中で、もし神秘体験を経験してしまった場合。最近だと、「龍神さまと出会っちゃったんですけどー!!」という。

僕も本『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』の冒頭に書きました。これはもう、こういう経験しちゃったんだからしょうがないと、あきらめた。

で、天使など霊的存在とのコンタクトの方法も習った(!)←方法があるんですねぇ。スピリチュアル界隈にいる人には、方法があるということは普通のことなのだけど。

「あー、こういう手順をふむのか」と僕は理解しました。確かに様々な霊的存在とコンタクトはとれる(←ような気がするということね)。

で、

「これは何だ?!」と、そこでもう一度振り返りました。

やれるんですよ、僕も。〇〇神からのメッセージをお伝えしますシリーズ。いわゆる神様との対話ってやつですね。

僕がやると、ライトノベルみたいな感じの和気あいあいな神様との対話になります。

でもこれ・・・

「僕の意見ってことで良いよね。実際そうでしょう。これ、僕の潜在意識にあった、人格パターンが話しているだけだ」

こんな風にもう一度、振り返ったわけです。

たとえば、このブログを書いている人格パターンは、右腕の上腕二頭筋肉の一部です。そこにいる神様ってことね(笑)

なーんじゃそらって話しだけど、このブログを書いているときに、反応している場所だったから。

だから、あえて今回のブログを〇〇神からのメッセージ風として話すなら、

「上腕二頭筋からのお告げ」なのです。

ご神託ならぬ、ご筋託。

うん、これなら、悪くない(笑)いや、有名な神様からのメッセージと言ってしまうことのひとつのデメリットは、

「虎の威を借る狐」になること。臨死体験する前の白石泰三さんとよく話してたことです。

でも上腕二頭筋なら、虎の威は無いでしょう(笑)

もちろん、「虎の威」を「自分の威」と同化させてしまうと、そこにその人は居なくなる。「あなた誰ですか?」という怪物キマイラ(キメラ)の誕生だよ。

チャネリングは私の潜在能力を呼び覚ます技術。だからこそ、「私」でいい。神様と出会うというのも、実はひとつの通過儀礼で、それは「私の中の神性」に出会う儀式。

だって、「私の中の本音」って、ドロドロした何かしかいないという刷り込みが、実はこの社会にあるからね。

このドロドロはキリスト教的にいえばデーモンなんだろうけど^^、たとえば演技派男優・演技派女優といえば、けっして「善人」では無い。「転落」「悪女」(悪い男)って感じで描かれるでしょ。

意識の奥底には、ドロドロとした何かしか無いという刷り込みです。だから、「体裁たもって生きよう」という刷り込みもある。

いやいや、体裁ひっぺがしたその奥底には、デーモンだけでなく、神様もいるよという事を知るためにも、

僕は神秘体験は「肯定派」です。

が、その神秘体験には中毒性がある。コンプレックスの大きい人には、劣等感の裏返しの優越感をくすぐる何かがある。中2病的な全能感です。

こういうのを「サーッと」ひととおりクリアして、で、また(一見)普通に戻れるといいんだけど、中毒性のところで立ち止まる人たちも多く、それはスピリチュアル界隈でよくあるトラップです。

トラップってみんな知ってるのだけど、いざ自分がトラップに出くわすと、そのことを忘れてしまう。

トラップにはまってもいいのだけど(経験として、むしろはまった方がいいし、ほぼ100%はまります)、できるだけ短時間にクリアできると、のちの人生への悪影響は少ないです。クリアできないまま死を迎える人も珍しくない難易度高めのトラップです。

【書籍】

4万8000部突破!『成功している人は、どこの神社に行くのか?』(サンマーク出版)


27万5000部突破♪『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』(サンマーク出版)