「引き寄せ」って、あまりこの言葉を使わない方が良いのかと思う位、食傷気味な方々がいるようですが、気にせず使いますw

僕自身、今でも意識していることだし、何なら最初に「引き寄せの法則」に気づいたのは、小学5年生にさかのぼります。

『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』にも書いた、進学塾でのエピソードからでした。

エピソードは割愛しますが、「朱に交われば赤くなる」のだと。

エピソード追加します。小4の後半、進学塾のクラスが落ちたときのことです。そうしたら全国模試の成績も落ちました。2000人ほどの受験者の中で、もともとの300位前後から800位前後まで落ちました。

クラスが落ちた理由は全国模試を1回病欠して、0点扱いになったから。クラスでは普通よりちょっと上の成績だったので、本来は落ちるはずじゃなかったのです。

で、小5でクラスが上がると(元に戻ると)、全国模試の成績も上がって、元の300位前後に戻りました。

僕自身は何も変わってない。知能はもちろん勉強量も同じ。でもクラスにいるかで、成績も変わってしまった。「朱に交われば赤くなる」(=引き寄せの法則。もちろん当時は知らない言葉)ってあるなあと、小5で実感しました。


同じ能力の人でも、どのクラス、どのコミュニティにいるのかで、瞬間的に能力が変動し、引き寄せる結果が変わるということです。

環境が変われば、引き寄せる結果が変わる。どこに身を置くのかが、決定的に重要になる。

だから大人になるに従い、損得勘定の発達した人は派閥やコミュニティを意識するようになりますよね。

出身大学もそのひとつで、有力大学には学閥があります。

いま僕がいるような業界でも、自己啓発色が強くなるほど「どこのコミュニティにいるのか?」を意識する人がいるし、オンラインサロンなんかもそのひとつでしょう。

「うちのコミュニティにいると得するよ!」ってことですよね。学閥からオンラインサロンまで、全てそうでしょう。なんなら得しなくとも、その閥・サロンにいるだけでどや顔する人たちもいる。

損得勘定だけなら普通のこと。いい大学、いい会社、有力な資格を目指すのも、損得勘定だしね。それで得したら、あるいは得もしていないのにどや顔するのは、優越感/劣等感が強いから。

だから、「趣味でつながる」っていいなと思うのです。そういう損得勘定でコミュニティにいるわけでは無いですからね。趣味コミュニティにいるだけなら、優越感/劣等感を刺激されることも無い。

「引き寄せ」が食傷気味になってしまったのは、実践している一部の人たちのなかで、優越感/劣等感からくる発言や行動が、あまりに目立つようになったからでしょう。

法則自体はあるよ。人生の舵取りに参考になるツールであることは間違いない。ただ、損得勘定だけならともかく、優越感/劣等感に結びつくと、ツールの有用性を壊しかねません。

話しをまとめると、

◎環境が大事。引き寄せでも最重要ポイント。

◎環境が変わると、それだけで引き寄せも大きく変わる。

◎優越感/劣等感は有用なツールの効果を台無しにするので要注意。

誰といるか、どこにいるか。意識して「したい」「いきたい」に従うのは基本ですけどね☆

【書籍】

4万8000部突破!『成功している人は、どこの神社に行くのか?』(サンマーク出版)


27万5000部突破♪『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』(サンマーク出版)