今年は、ヤタガラスにまつわる神社に、ご案内する予定です。その第1弾企画です。

※本イベントは終了しました。



なぜヤタガラスの神社に参拝するのか?

僕の本でおなじみ「ヤタ子」はヤタガラスの化身です。いったいヤタガラスとはどのような存在でしょうか? 

ひとことでいうと、

「新世界への道案内」です。

神話では、彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)軍が、熊野から大和へ行く道に迷っていると、天照大神が夢に現れてヤタガラスを遣わしました。ヤタガラスの案内で軍勢は無事たどりつき、勝利に導かれます。そしてヒコホホデミノミコトは橿原宮にて、初代天皇として即位しました。

あるいは、山形県の鶴岡にたどりついた蜂子皇子のもとにヤタガラスがあらわれ羽黒山へ道案内。蜂子皇子は羽黒山の神様を感得して祠を建て、出羽三山(羽黒山、月山、湯殿山)を開きました。

ウィキペディアによると、出羽三山神社にある皇子の墓(東北地方で唯一の皇族の墓)は、現在も宮内庁によって管理されているそうです。

この宮内庁による管理は、蜂子皇子の伝説は「真実」であるお墨付きとウワサされます。

ちなみに蜂子皇子が山形まで行ったのは、父の崇峻天皇が蘇我馬子に暗殺されたため。聖徳太子にかくまわれて都を脱出し、船で山形まで逃げたとされます。

ドラマティックですね☆

ヤタガラスは、天皇の誕生、つまりは建国とゆかりが深いのです。そして飛鳥時代から続く日本独特の宗教である修験道の始まりとも深く関係しています。

日本の精神と大きく関わる存在であることが、推測できるでしょう。

で、今年は皆さますでにご存知のように元号が変わります。

平成から、新たな時代に移行するわけです。

天皇陛下といえば日本の象徴、つまり精神性の象徴のような方ですね。天皇がお代わりになるということは、日本の精神性も、見えないところで変わるわけです。

その新たな精神世界へ、ヤタガラスに道案内してもらいましょうっ! というのが今回の企画の趣旨になります。

3月7日(木)に参拝する増上寺は、ヤタガラスのいる熊野神社があります。「ヤタガラスがいる」というのは常識的な意味で、ヤタガラスのシンボルマークがあるということです。

ヤタガラスのマークがある神社って、東京でも意外に少ないんですよ。ネットで調べたら、二社しか無いとするブログがあって、

増上寺の熊野神社は、その貴重な一社なのです。

ヤタガラスのお導きで、新しい時代へスムーズに移行しましょう☆

【著書】

4万8000部突破!『成功している人は、どこの神社に行くのか?』(サンマーク出版)


27万5000部突破♪『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』(サンマーク出版)