「俺はすべてを手放し東京に住む。そして作家としてもう一度勝負する」

友人の白石泰三さんの新刊、ようやく情報解禁になりました。ほんとに面白い文章を書く人なので、早く読めないかな〜と楽しみにしてたんですよね☆



発売元のサンマーク出版さんで、サキ読みというのをやっています。

1章まるまる無料で読めるというものなのですが、2章の途中56ページまで読めます(太っ腹ですのw)

サキ読みしたい人は、こちらをクリックしてください。

クリック詐欺じゃないよww

で、早速読んでみましたが、

期待に違わず、おもしろいね〜

この人の本は、疾走感があって、とにかくスルスル読める。

ブログのように素早く書くよりも、じっくり寝かせて文章を練る方が、泰三さんは得意な書き手。練れば練るほど、質が向上するタイプですね。

編集者さんとタッグを組んで、すごい時間をかけて、良質な作品をつくってこられたなあと感じます。

そうそう、小説なんですよ。

タイトルは、『パラレルワールドで待ち合わせ』

あらすじは、

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太一は、自己啓発作家としてデビューしたものの次回作が書けずに、行き詰まりを感じていた。読者に向けたトークイベントを行うが、「見えない世界」に懐疑的な太一は、不用意な発言で受講者を怒らせてしまう日々。

そんなときに出会ったのが、「スピリチュアルなんてくたばればいいのに」という、女性・里香。反発し合いながらも、うまくいきかけたとき、バイク事故にあい……。「臨死体験」「体外離脱」「パラレルワールド」「UFO」「龍使い」……。

まるで、スピリチュアルのバラエティパック!? でもこれ全部、実話です。

長崎・台湾・東京を舞台に、さまざまな不思議な出来事が巻き起こる!
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実話なんで、太一は泰三さん、里香は妻のノビッキさんであろうことは間違いないのですが、

事実を知る人ならサキ読みで「おや?」と思うのは、優一という「龍使い」を名乗る青年。

本書によると、ブルージーンズにグレーのジャケット、それに真っ白なスタンスミスというまるで冬とは無縁の、というよりむしろ海辺のカフェが似合いそうな格好で、ラグビーをやっていたかのような体格の良い男性なのですが、

この人のモデルは、あの人なんですねぇ^^

僕も仲良くさせていただいている方です☆ 実際は女性なので、まさか脚色でご自身がモデルになるとは、驚いただろうなあ。

話しはまだまだこれからで、「さて、これからどう展開するの?」というところでサキ読みは終わってますが、面白いこと間違いなしでしょう。

泰三さんは、本筋と関係無い、背景のディテールを描けるので、文章に臨場感が出てくるんですよね。ふだんの生活から細かい所に気づける方で、これは才能とかセンスでしょう。

もちろん、泰三さんを知る人にはおなじみの、ブラックジョーク満載です(笑? 汗?)

発売予定は10月2日だとか。まだまだ先ですね^^

本当に一旦すべてを手放してしまった(命までw)、泰三さんの「作家としてもう一度勝負」応援しています☆

全部読めるのが、今から楽しみです!

【著書】

26万部突破♪『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』(八木龍平・著/サンマーク出版)