さいきんビジネスと社会変革が融合したような今時のビジネス系サロンに、ちょくちょく出入りしています。
なにせ、ある人の鑑定によると、
「本当の目的は人間界の偵察」なので^^
いや、もうその通りだったなあ。
で、偵察というかSNSを見たり、講演会に出て観察していると、スピ系との違いってあるなと思いました。
女性主体のスピ系と、男性主体のビジネス系の違いなのか?
いわゆる「有名人」という位置づけの人の光が、ビジネス系の方が強いですね。
完全に縦型の関係なのです。
・スポットライトが当たる人、
・当たっている人を近くで支える人、
・観客
これがビジネス系は縦のライン「上下関係」になっている。
縦のラインが強化されると、軍団的になるし、トップはより教祖的な存在になる。
教祖的なのはてっきり「スピ系」の特色かと思っていたら、どうやら全体的に見ると、それは間違いかもしれませんね。
なぜそう感じたのかというと、「横のつながり」が、スピ系の入ったところは、けっこう強いのだなと、外の世界と比較して気づいたからです。
たとえば僕のセミナー・講演会に参加している人達を見ていると、いつの間にか友達になっている。
「あれ、あの人といつの間に仲良くなったの?」
「何言っているんですか、リュウ博士が紹介してくれたんじゃないですか」
「あ、そうなんだ」
全員の状況はもちろん把握していませんが、いつの間にか、楽しい仲間を増やしたり、ビジネスパートナーができたりしているようです。
きっと神社参拝している間に、交流しているのでしょう。
人が集まれば、それは普通のこと。
なんだけど、今時のビジネス系の集まりを見ていると、僕からすれば意外に横のつながりが見えないんですよね。
トップというか有名人の活動しか見えない。それをお手伝いする人や、あるいはトップの支援を受けるようになる人は出てくるので、周辺は、そういう人になるのを目指しているのかな・・・?
みたいな。
縦のラインが強い場合、ひとつ考えられるのは「ピックアップ狙い」ってあります。
たとえば以前の勤務先でも、権限を持つ統括部長への報告ごとは率先して手を挙げる人達っていました。
あるいは飲み会でも、上層部へのうわさ話しが異様に盛り上がるみたいな。うわさの対象は役員クラスからちょっと有名な部長さんクラスまで。
別に悪口じゃないんです。グチとかじゃない。あの人はこういう人だとか、こういう考えだとか、誰と誰が合うとか合わないとか。
会社の中でも出世グループの先頭を走るエリート層が多数まじっていると、そういう話しをどれだけ知っているかを競い合うような飲み会になりました。
彼らはみな上層部からピックアップされてきたし、今後もピックアップされたい。
だから上層部がまるで身近な芸能人的存在に位置づけられて、話しが盛り上がるわけですね。
これはもう古びてきたビジネス系自己啓発のコミュニティも全く同じ構造で、参加している人の多くは、そのコミュニティの大物からピックアップされる事を狙っているわけです。
しかし今時のビジネス系コミュニティって、そういう「あからさまな功名心」ってぜんぜん感じないんですよね。
それにピックアップされる事は、無いでしょう。無理だと思う。
スピ系なら、できるんですよ。無名の人と組んで何かやるって、ぜんぜんできる。ベストセラー作家だの人気講演家だのになった人をふくめて、みんな「何者でも無い」からね。
だからスピリチュアル業界って、「横」の関係がつくられやすい。それは縦が無いから。
僕も言われますよ。「本当はけっこうえらい人なんですよね?」って(笑)
講演会や神社イベントをやっている「リュウ博士」という存在は、えらくないって事なのね^^ フツーに横いる人にすぎない。
最近の人気スピリチュアル発信者を見ても、誰もえらい人だとは思わないよね。人気者のクラスメイトくらいの位置づけなんじゃーないのかな。
が、今時のビジネス系のコミュニティで表舞台に出るには、経歴・肩書き・実績はマストです。何者でも無いような人では、誰も納得しない。壇「上」の人達ですよ。
古びたビジネス系なら、そうでも無かったんですけど。だってみんな怪しいから(笑)
さて、「上」からのピックアップ狙いじゃなかったとして、「楽しい」からやっていると言われてもピンとこない。なぜなら、そんなに楽しそうじゃないから。
スピリチュアルなセミナーで見かける人達の方が、もっと楽しそうで、ラクそうで、幸せそうな感じの人達の比率が高いもの。
おそらく「経験」が目当てなのかなあと。
今時のビジネス系の集まりに参加するモチベーションって、会社の外でもOJT(On the Job Training)を受けたいんじゃないかと。お金を払ってでも。
会社や役所では給料もらいながらOJTは受けられる。けど、むしろお金を払ってでも積みたい経験があるってこと。
その経験に有名人が出てくると、モチベーションがあがるのかもね。
「おれ、あのプロジェクトに関わってるんだよねー」って自慢できるような仕事に関われたら、それはうれしいもの。
有名人のハードルが下がって、「会いに行ける」「握手できる」から、さらに「いっしょに仕事できる」にまでなってきた。
いや、わりとかんたんに有名人に近づけるので、僕も驚いている。
それは普段の人間関係の中では、なかなか無いように思ってたけど、いまの時代、その気になればできるものなのですね。
あの人といっしょに仕事ができる。
今時のビジネス系は、それが価値になっているように見受けました。
自己啓発したい人にとって、「健全」な選択肢がずいぶん増えたと思いましたね。
ただ、相当できる人、意欲的な人じゃないと、ちょっとしんどい。
見かけるのは、一昔前なら退社後に夜間のビジネススクールに通っていたような意識高いビジネスパーソン達がメインです。
同時に、なるほどスピリチュアルが人気になるわけだなーとも思った。
だって楽しいもの。人間関係もラク。気楽でいられる。
今時のビジネス系は、男性中心だからか、インフォーマルな集まりなのに、緊張感あるし、怒られている人達よく見かけますよ。体育会系だね。
縦の関係だから、怒られる、指導される。横の関係だと、そういう事は、なかなか起こりえない。
このように人間界の偵察にいそしむ日々を過ごす毎日です^^
【著書】
26万部突破♪『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』(八木龍平・著/サンマーク出版)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170213/14/shoutokureiki/9b/a1/j/t02200327_0600089313867743540.jpg?caw=800)
なにせ、ある人の鑑定によると、
「本当の目的は人間界の偵察」なので^^
いや、もうその通りだったなあ。
で、偵察というかSNSを見たり、講演会に出て観察していると、スピ系との違いってあるなと思いました。
女性主体のスピ系と、男性主体のビジネス系の違いなのか?
いわゆる「有名人」という位置づけの人の光が、ビジネス系の方が強いですね。
完全に縦型の関係なのです。
・スポットライトが当たる人、
・当たっている人を近くで支える人、
・観客
これがビジネス系は縦のライン「上下関係」になっている。
縦のラインが強化されると、軍団的になるし、トップはより教祖的な存在になる。
教祖的なのはてっきり「スピ系」の特色かと思っていたら、どうやら全体的に見ると、それは間違いかもしれませんね。
なぜそう感じたのかというと、「横のつながり」が、スピ系の入ったところは、けっこう強いのだなと、外の世界と比較して気づいたからです。
たとえば僕のセミナー・講演会に参加している人達を見ていると、いつの間にか友達になっている。
「あれ、あの人といつの間に仲良くなったの?」
「何言っているんですか、リュウ博士が紹介してくれたんじゃないですか」
「あ、そうなんだ」
全員の状況はもちろん把握していませんが、いつの間にか、楽しい仲間を増やしたり、ビジネスパートナーができたりしているようです。
きっと神社参拝している間に、交流しているのでしょう。
人が集まれば、それは普通のこと。
なんだけど、今時のビジネス系の集まりを見ていると、僕からすれば意外に横のつながりが見えないんですよね。
トップというか有名人の活動しか見えない。それをお手伝いする人や、あるいはトップの支援を受けるようになる人は出てくるので、周辺は、そういう人になるのを目指しているのかな・・・?
みたいな。
縦のラインが強い場合、ひとつ考えられるのは「ピックアップ狙い」ってあります。
たとえば以前の勤務先でも、権限を持つ統括部長への報告ごとは率先して手を挙げる人達っていました。
あるいは飲み会でも、上層部へのうわさ話しが異様に盛り上がるみたいな。うわさの対象は役員クラスからちょっと有名な部長さんクラスまで。
別に悪口じゃないんです。グチとかじゃない。あの人はこういう人だとか、こういう考えだとか、誰と誰が合うとか合わないとか。
会社の中でも出世グループの先頭を走るエリート層が多数まじっていると、そういう話しをどれだけ知っているかを競い合うような飲み会になりました。
彼らはみな上層部からピックアップされてきたし、今後もピックアップされたい。
だから上層部がまるで身近な芸能人的存在に位置づけられて、話しが盛り上がるわけですね。
これはもう古びてきたビジネス系自己啓発のコミュニティも全く同じ構造で、参加している人の多くは、そのコミュニティの大物からピックアップされる事を狙っているわけです。
しかし今時のビジネス系コミュニティって、そういう「あからさまな功名心」ってぜんぜん感じないんですよね。
それにピックアップされる事は、無いでしょう。無理だと思う。
スピ系なら、できるんですよ。無名の人と組んで何かやるって、ぜんぜんできる。ベストセラー作家だの人気講演家だのになった人をふくめて、みんな「何者でも無い」からね。
だからスピリチュアル業界って、「横」の関係がつくられやすい。それは縦が無いから。
僕も言われますよ。「本当はけっこうえらい人なんですよね?」って(笑)
講演会や神社イベントをやっている「リュウ博士」という存在は、えらくないって事なのね^^ フツーに横いる人にすぎない。
最近の人気スピリチュアル発信者を見ても、誰もえらい人だとは思わないよね。人気者のクラスメイトくらいの位置づけなんじゃーないのかな。
が、今時のビジネス系のコミュニティで表舞台に出るには、経歴・肩書き・実績はマストです。何者でも無いような人では、誰も納得しない。壇「上」の人達ですよ。
古びたビジネス系なら、そうでも無かったんですけど。だってみんな怪しいから(笑)
さて、「上」からのピックアップ狙いじゃなかったとして、「楽しい」からやっていると言われてもピンとこない。なぜなら、そんなに楽しそうじゃないから。
スピリチュアルなセミナーで見かける人達の方が、もっと楽しそうで、ラクそうで、幸せそうな感じの人達の比率が高いもの。
おそらく「経験」が目当てなのかなあと。
今時のビジネス系の集まりに参加するモチベーションって、会社の外でもOJT(On the Job Training)を受けたいんじゃないかと。お金を払ってでも。
会社や役所では給料もらいながらOJTは受けられる。けど、むしろお金を払ってでも積みたい経験があるってこと。
その経験に有名人が出てくると、モチベーションがあがるのかもね。
「おれ、あのプロジェクトに関わってるんだよねー」って自慢できるような仕事に関われたら、それはうれしいもの。
有名人のハードルが下がって、「会いに行ける」「握手できる」から、さらに「いっしょに仕事できる」にまでなってきた。
いや、わりとかんたんに有名人に近づけるので、僕も驚いている。
それは普段の人間関係の中では、なかなか無いように思ってたけど、いまの時代、その気になればできるものなのですね。
あの人といっしょに仕事ができる。
今時のビジネス系は、それが価値になっているように見受けました。
自己啓発したい人にとって、「健全」な選択肢がずいぶん増えたと思いましたね。
ただ、相当できる人、意欲的な人じゃないと、ちょっとしんどい。
見かけるのは、一昔前なら退社後に夜間のビジネススクールに通っていたような意識高いビジネスパーソン達がメインです。
同時に、なるほどスピリチュアルが人気になるわけだなーとも思った。
だって楽しいもの。人間関係もラク。気楽でいられる。
今時のビジネス系は、男性中心だからか、インフォーマルな集まりなのに、緊張感あるし、怒られている人達よく見かけますよ。体育会系だね。
縦の関係だから、怒られる、指導される。横の関係だと、そういう事は、なかなか起こりえない。
このように人間界の偵察にいそしむ日々を過ごす毎日です^^
【著書】
26万部突破♪『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』(八木龍平・著/サンマーク出版)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170213/14/shoutokureiki/9b/a1/j/t02200327_0600089313867743540.jpg?caw=800)