TOKIOってもう40代中心なんだね。47才、46才、43才、41才、39才。アラフィフ2人なんだ。

SMAPだって最年少の香取くんで41才。

最近のどちらの会見も見てないけど、様子がなんらかSNSで流れてきて。

どちらにも、

「中間管理職」

って印象を持ったけど、まさにそんな年齢だったのですね。

中間管理職っていちばんしんどいですよ。

しかも年々きつくなっている。

これが30年前なら、管理職に昇格すれば、楽になる人の方が多かったのだけど。

責任取らされるけど、偉くはないという。上から下から挟まれて、いちばんプレッシャーがかかるし、言いたいことも言えない。

以前アンケート調査した統計データによると、50才台になると、ちょっと楽になる。

理由はデータだけではわからないけど、出世している人は、中間管理職から、上級管理職になる。権力という名のパワーをようやく持つ。出世していない人は、第一線からリタイアして、プレッシャーからかなり解放される。

どちらの方向でも、言いたいことをより言いやすくなるし、より自分のやりたいようにやれる。

しかし、特定メンバーの不祥事で、グループに連帯責任って謎だね。

あくまで特定メンバーの責任だし、他の人に責任があるとするなら、グループメンバーでは無く、より上位にいる人の責任なんじゃーないの。

TOKIOを管理監督する人達がいるでしょうに。

中間管理職というのは、組織(えらい人・えらくない人)の理不尽もいちばん浴びやすい職種。

SMAP、TOKIOというジャニーズで最も長く活躍した2大アイドルグループから、いまの日本の企業社会の「縮図」があらわれているなあと、身にしみるように感じました。

ほんと、ある程度の規模の日本企業って、あんな感じの、何とも言えない閉塞感、もやっとした理不尽さがありますよね。

明確に言語化するのは難しいけど。

夢を売る仕事の最たるアイドルグループで、あんな感じだとするならば、

僕らと、一般の組織にいる人達と芸能人って、本当に変わんない社会にいるんだなあ。

【著書】

26万部突破♪『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』(八木龍平・著/サンマーク出版)