コメントで、ちょっと知られた霊能者さんについて、見解を求められました。

そんなん名指しで答えられるわけないやん(笑)

コメントは削除されました。なので、誰について質問されたのかは、もう確認できません。

同時に、お名前は伏せて話してみようかなと。

その霊能者さん、仮にAさんとしましょう。

会った事は無いけど、「あっちに入ったときの」エネルギーはきれいな人だと思いますよ。

何色にでも染まるピュアな人。白にも黒にも、何にでも染まる。

信用する周りの人がどういう人達で、その人達がどんな扱いやアドバイスをするかで、まったく印象が変わってしまう人なんじゃないかな。

霊能力だけ発達した、赤子のような人という印象です。

能力の特徴でいうと、

Aさんは1対1の対人能力に関しては、ずば抜けてらっしゃるんじゃないですか。

個人を対象にした霊能力ですね。

仮にまちの占い師として、Aさんと僕が対決したら、100人いたら95人以上、Aさんを選ぶでしょう。

相手の心をぐっさりつらぬくメッセージをおろせる人だと思います。すごすぎて、言われた方は依存するでしょう。そこは諸刃の剣だけど、おぼれている最中の人は依存させて引っ張り上げないとね。

依存関係の解消は、とりあえず陸に引っ張り上げた後でいいんだよね。

で、おぼれた人を助けることは僕はできません。自分までおぼれちゃうから。そんなパワー無いです。

その代わり、書籍のようなマス媒体になると、Aさんとの対決の結果は逆転します。

これは、僕の場合、個人を超えた集合レベルの意識を対象にしているってことです。

1対1の能力じゃない。普遍性の高い領域です。

目の前の人を見ているようで、見ていない。その人を動かす背後の力や、いろいろな人の共通項を見ています。

なので、組織のトップや影響力ある人(インフルエンサー)が最初に評価して、で、トップダウンで推薦し広げてくれるケースが多いですね。

Aさんの場合は、目の前の人を、その人が気づかない暗部まで、つらぬき通して見ることができる。

で、めっちゃ高額ですよねぇ。あの人の扱うサービスとか商品とか。

これ、縁もゆかりもない他人が、Aさんをおすすめするメリットって何も無い。デメリットしか無い。

この人が本物かどうかとか論じる以前に、仮にすごい能力者だったとしても、すごいよと主張するのはデメリットしか無いってことです(笑)

そんな、第3者にとってアンタッチャッブルとしか言いようがないAさんの事を論じてくれというのだから、ひでさんは、意地悪な人ですよねぇ(笑)。悪口を言っとけば無難なのだけど、悪口を聞きたいわけじゃないのも分かっているから、難しい。

と言いつつ、高額なセッションとか、どう捉えたらいいの? というのに興味ある人はいるでしょう。

否定するのは簡単。

「あんなの無しに決まってる。以上」

って。

そこを否定しきれずに、他人の見解を聞きたがる人って、何を求めているのでしょう。

たとえば、神様が高額な商売に手を貸すのかってことなのかなあ。

助けもジャマもしないでしょ。価格は、高かろうと低かろうと「どうでもいい」と思うよ。

ああいう見えない存在は、「やっているご本人=霊能者」のことは見ていないからね。体調にも稼ぎにも、どっちにも興味無い。物理的なところはスルー。

霊能者本人の心も見ていない。たとえば、喜んでいるとか、苦しんでいるとか、おごりたかぶっているとか、謙虚でよろしいとか、そんなのなーんにも見ていない。

見ているのは、その霊能者本人が他にもたらす

「影響」

だけ。

たとえば、その霊能者のクライアントさんにどんな影響をもたらすかは見ている。

そのクライアントさんにどんなエネルギーの変化があったかってところは見ている。

もし、そのセッションを受けることで、クライアントさんのエネルギーが落ちていたら、価格が高額だろうと平均的な額だろうと無料だろうと、立ち行かなくなります。

ぜんぜんお客さんは来なくなるか、続けられない外部の事情が生じる。

逆にいえば、クライアントさんのエネルギーが上がっていたらOKってこと。それこそ、霊能者本人のエネルギーが落ちても、クライアントさんが上がればいいんです。

だから、霊能者ってかんたんにつぶれます。自分のエネルギーがぼろぼろになっているのに、クライアントさんは喜び気分が上がっていることって普通にありますからね。

どんどん客は来る、で、自分は悲鳴をあげて倒れるみたいな。

そこは自分で自分を守らないと、「神さまにご奉仕!」なんて一生懸命やっていると、あっさりつぶれます。神様は霊能者を守りません(苦笑)。

これ、経験者だったら、薄々にでも知ってるんじゃないかなあ。守るとしたら、クライアントにあたる人達だけだから。

だから、やっている本人は、大体いつも調子悪い。これはAさんどうこうでなく、一般論です。

あと、すごい霊能力がある人のセッションだのサービスだのって、

他人にとっては、いわば

「高価な薬」。

人生が好転する、調子が良くなるって事は、あるでしょう。

それはたとえていえば、強烈な薬で、病が劇的に回復したようなもの。

ただ、回復したあとも薬は必要ですか?

回復したら、薬は止めますよね?

それでも飲み続けたら、こんどは薬から毒になる。

劇的に回復した薬なんて、それこそ「猛毒」になる。

そこは取り扱い注意なのです。

依存がダメっていうのはそこ。

依存するってことは、たぶん良いことがまずあったのでしょう。

でも、その良いことも、続けすぎると、毒になる。

不要になっているのに続けるから、おかしくなる。

そこは霊能者本人が分かっている人なら、引き離します。引き離さないと、自分も続けられなくなりますしね。

これは、言うのは簡単だけど、難しいですよ。

優しく諭す程度では、依存している人は離れていかないから。

じゃどうするか?

罵詈雑言を投げかけて、無茶苦茶にやっつけるとかになります。「二度と顔見せるなー!」くらいの事を言った程度では、また来ちゃうからね(笑)

すごい能力を発揮する霊能者ほど、他者の依存度も高くなるので。

霊能力が高くなるほど、かつて救ったはずの人に、恨まれる必要がある。

で、もう耐えきれない! となって、ようやく離れていってくれる。

これ、できます?

大変な状況ですよ。

だって、もし目の前で、自分の言葉に喜んで感動して涙を流してくれた人がいたら、「この人にいつかは恨まれるんだ」と同時に思うわけだから。

適切にやろうと思ったら、能力が高いほどそうせざるをえなくなります。

これ、僕にはできない。

だって、そんな親しく言葉をかわした人に恨まれたくないもの。でも、そうせざるをえないとなったら、辛いわなあ。

僕はAさんは正に、そういう難しい状況に生きている人だと見てます。

なので、否定・批判をするつもりは無い。それだけ、しんどいお役目だと思うので。

Aさんが誰かは言いませんからね。コメントで名前とか書いたら消しますから(笑)。推測つく人は多いでしょう。

最後に、コメントされた方へ。

こういう僕の読者が減りそうな質問はやめてください(苦笑)

公開したくないブログ記事って、久々どころか、初めて書きましたよ。でも、公開する意義はあるだろうと判断しました☆

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