セミナーだの会合だのセッションだので、価格を「円¥」でなく、「縁」で表現されること、たまに見かけます。

「1万円」と表記するところを、「1万縁」と当て字で表記するあれです。

わざわざ当て字を使う理由は何なのでしょうか。

円ではなく縁という字を使うことで、「あなたとのご縁を大事にしますよ」「あなたとの関係はビジネスじゃないのですよ」というメッセージを送っているのでしょうか。

今まで気にもしませんでしたが、たまに「なぜ言い換えるのか?」と、当て字の使用に違和感を持つ人も見かけます。

僕自身は、「円」という文字がたいへん好きで、かつ意味が深いと感じているので、わざわざ言い換えたくはありません。

円は◯、すなわちall OK;肯定の意味があります。また英語だとサークルcircleで、団体とか社会という意味も出てきますから、縁と縁がつながって輪・環になっていく、すなわち人と人とがつながり合って、形をつくっていくという意味もあります。

因・縁・果という言葉がありますが(原因と結果と、その間にある縁)、円はすべての意味をふくみます。

すべて◯(OK・肯定)で、そして縁をつなげて輪にする。

それが「円」なのですね。

「縁」という当て字を用いるということは、

まず

すべて◯ではありません。×もあります。人間の営みの、おそらくはかなりの部分を否定することになるし、人間自体に対しても、ああいう人たちはダメという事が出てくるでしょう。

因・縁・果でいえば、”縁”だけOKで、”果”は要らないという事になります。”果”とは結果であり果実です。果実をつくるために汗をかくのはいいけど、果実は要らない、収穫はしないということになります。これ、富の創造や財産の形成を否定するということでしょうか。

また、人はより良い結果・果実をもとめて、人間関係を変える事がありますが、そういうのもダメ!という事かもしれません。

このように、「円」という言葉は、縁を結んで「輪・環」をつくり、当て字を使うなら「和」をつくります。ご縁の循環です。めぐりめぐります。そして「全てを肯定OK」します。

円を縁に変えることで違和感を感じる人がいるのはもっともなことで、全てOKじゃないので、世界が狭くなるんです。世界が狭くなると、自分の中の何かが否定・拒否されて窮屈に感じるんです。

縁を結べどめぐらせないわけですから、その窮屈さが違和感になっていくのでしょう。

「円」という一文字、非常にすばらしい一文字だと思いませんか。

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