先日、小原綾子さんとのお金に困らないセミナーでお話したこと、ブログバージョンでご紹介します。

それは「ダミー富裕層の罠」です。

見てください、この写真。青い線がうすーく引かれているのわかりますか?



ほら、この下の写真の方がわかりやすいですかね? 写真に青い線がうすーく引かれているのわかりませんか??



何でしょう、この線・・・。

もやもやした所で「ダミー富裕層の罠」にうつりますね。

セミナーの中で、ある大学の先生の富裕層に関する調査データを、お話したのですね。神社と何の関係も無いので、もうただのおまけです。

それは「富裕層」と、富裕層にあこがれる「ダミー」の比較なのです。

「あなたの好きな物や趣味は何ですか?」と、富裕層とダミーの両方に質問したのですね。

答えはどうだったか。

富裕層でいちばん多かった趣味は「投資・資産運用」で、これは40.5%でした。対して、ダミーで「投資・資産運用」が趣味なのは13.9%。

ダミーで最も多かった趣味は何かというと、「車の収集」31.8%。次いで「時計・宝飾品の収集」28.7%でした。富裕層で「車の収集」が趣味なのはわずか9%です。

これ、どういう事かわかるでしょうか。

いわゆる「ぜいたく品」の収集を好んでしているのはダミーです。いっぽう、いわゆるお金持ちは、お金を増やすこと自体が趣味なのですね。ようするに人生の楽しみは、お金・資産を増やすことそのもの(笑)

このデータから示唆される事は2つあって。

まずひとつ。お金を増やしたい人は、「お金そのものを好きになる」こと。お金なり資産なりが手元にあることに喜びを感じること、なのですね。

そしてもうひとつ。「ダミーにご注意」ということ。

いわゆるアムウェイとかネットワークビジネスの勧誘をされた事ある人、たくさんいると思います。あれ、表向きは「洗剤」とかの日用品が商品ですが、でも実際の商品は、ちがいますよね。

富裕層にあこがれるダミー

車とか時計とか宝石とか、あるいは海外旅行とか、わかりやすーい「富裕層ライフスタイル」自体が、見えない「真の商品」です。

僕いちど、友人との「待ち合わせ場所」が、アムウェイ的なセミナーだったのです。無料の起業セミナーだというから、待ち合わせを兼ねて参加したら、そういうやつだった(苦笑)

で、その会社の洗剤だのシャンプーだのを売って稼ごう、と言われるわけですが、すぐに「あれ?」と思ったことがありました。

ネットワークビジネスの成功者なる人物が、海外旅行しているスライドをえんえんと流すのですよ。砂漠でラクダに乗ってみたり、ビーチを貸し切りにしてみたり。僕ものすごく不思議で、「なんで海外で遊んだ話しを延々としているのかな?」と。

だって、洗剤とかシャンプーとかを売る仕事なのですから、そっちの説明がメインだと思うじゃないですか。

でもそういうのはおまけで、セミナーの8割は「海外旅行自慢」。で、参加者が「わー!」とうらやましそうな歓声をいっせいにあげるのですよ。サクラなら理解できるけど、本気で歓声をあげているから、思わずこう思ってしまいました。

アホちゃう?

ようするに「いつでも海外を旅できる自由なライフスタイル」が、実は「メインの商品そのもの」だったのですね。そのライフスタイルが欲しくて、洗剤とかシャンプーを毎月大量に購入するという、そういうビジネスの仕組みだとわかったのです。

しかも、毎月パーティーとかやっているわけですよ。友達いっぱいできるじゃないですか。そうしたら、「人間関係でしばれる」のですよね。

だって、ネットワービジネスをやったら、これまでの友達は減りますよ。友達ネットワークにコンピューターウイルスが侵入したようなものですからね。早急に駆除されるでしょ?

そうして駆除されて既存の友達が減る一方で、そのネットワービジネスで知り合った友人が代わりに大量にできます。もう「心のよりどころ」ですよね。特に地方から都会に出てきた若者は、友人ネットワーク第一ですから、友達の輪から外れることは恐怖です。

ようするに「富裕層にあこがれる層」をターゲットにしたビジネスが、このネットワークビジネスであり、逃げられないように「人間関係でしばる」わけです。

でも、その人達があこがれる富裕層というのは、実は「ダミー」。

ダミーにあこがれるダミー。

ダミーを見分けるカギは、「贅沢品」と「海外旅行」です(笑)最近の若者は「車や宝石のような贅沢品」にはあこがれなくなってきましたが、「豪華客船の旅」のような「体験」にはまだあこがれます。

海外旅行といっても、Qさんとかが行くような過酷な冬のラダックとか東欧アルバニアのようなマニアックな場所じゃないです。

砂漠とビーチ(笑)なんでダミーはみんなあの2つに行くのか??

僕が見たスライドでは、ラクダに乗っている成功者の社長が、砂漠で登場しましたよ(笑)

なんか「知った風に」言ってますけど、でも、僕にかぎらず、ほぼ「みんな知っているはず」のことですよね。都会に生きる大人ならほぼ誰もが知る「お決まりのパターン」です。

知っているはずなのに、でも「目の前にダミーが出てきたら」引っかかる。

みんな、そういう人はNGだと知っていて、日常会話のネタにもする。でも「目の前にダミーが出てきたら」引っかかる。

「この人は例外」だと思うのでしょうか。あるいは「自分だけは例外」だと。

例外は無いです。

ダミはダミーです。

そしてダミーを見分けるカギは海外旅行。特に砂漠とビーチです(←ダミーはみんな同じ行動をとるから、わかりやすくて助かります・笑)

別にネットワークビジネスという販売形態についてどうこう言うつもりはありません。

ただ。

砂漠とビーチに行き、贅沢品を楽しむライフスタイルを見せびらかして客寄せする人は、ダミーだから注意だよと申しあげているだけです^^

お金をどんどん稼ぐのはいいんですよ。どんどん稼いで、自社ビルでも豪邸でも建てて、ぜいたくな生活するのもいいでしょう。たくさん消費し、たくさん税金もおさめるわけで。そういう人を僕は尊敬します。

ただ、ダミーを真似ても、ダミーのダミーになるだけです^^

ちなみに僕は、勧誘してくれたその友人から情報収集して、それで満足しました^^ どういう心理でやっているのか興味がありましたしね。「やめろ」とは言いませんでしたよ☆ 

ただ、複数人があつまる会合とかイベントに参加するのだけは、最初の起業セミナーもどき以降、僕は全てのお誘いを断りました。

集団の同調圧力には、僕も逆らいにくいですもん。そんなに強くないです。

基本さみしがり屋ですし(笑)

最後に、あの「青い線」は何だったのか?

だからダミーですって☆ 

「そこに線が写った。以上。」

ダミーに引っかからないだけでも、小金持ちにはなれます。

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