堀内恭隆さんの『夢をかなえる人のシンクロニシティ・マネジメント』、はじめに・1章が無料のサキ読みをしました。
サキ読みのアドレスはこちらです(版元のサンマーク出版さんのホームページにリンクします)。
これは、失ったかもしれない人生を取り戻す本だと思いました。
「学習された無力感」という概念があります。
あまりにも上手くいかないと、人間は「自分は無力だ」と学習する生き物です。無力感とは、具体的に2つの感覚を失います。
ひとつ。自分の意思で物事を始める感覚。
ふたつ。物事が成功するか否かは自分次第だという感覚。
この2つの感覚がとぼしくなることを、無力感といいます。逆にいえば、この2つの感覚がしっかりしている人は、モチベーション高く人生を生きている状態です。
それでも、そこから復活する手立ても人間は持っているのですね。
それがインスピレーションとシンクロニシティ。堀内さんの本にはそれが事細かく解説してありました。
最近ブログ界隈で「ふと」という言葉をよく見かけますが、流行っているのでしょうか。まさにこれです。
「ふと」「何か気になって」「同じ情報を何度もみて」
その時々でひらめいたこと、やろうと思ったことをシンプルに実行する。
シンクロニシティ・マネジメントというと何だか小難しそうですが、ようするにこんな簡単なことの連続でした。
「先の可能性を信じろ!」「あなたの夢は?」なんて言っても、無力さを学んだ人に届くことはありません。
でも。
いまふと気にした事をやってみる。で、楽しい。気持ちいいと感じる。
こんな事なら、やってみようかなと思える人も多いのではないでしょうか。
忠実に半年も実行すれば、もはや無力感は消え、人生の舵を再び取り戻すことになるでしょう。
自分の意思で物事を「始める感覚」。物事が成功するか否かは自分次第だという「チャレンジする感覚」。この2つを取り戻せるはずです。
サキ読みのアドレスはこちらです(版元のサンマーク出版さんのホームページにリンクします)。
最後に、サキ読みを読んで僕が連想したエピソードを。これ、応用編ですよ^^
ホンダの創業者・本田宗一郎氏が、自社ビルでトイレ掃除をしているおばちゃんのおしりをさわる話しです。「何だそれ!」って言われそうですが、これシンクロと関係あります。
あ、「ふと触りたくなったから、触った」という話しではないですよ! ”ふと”はビール飲みたくなったから飲んだとか、お好み焼き食べたくなったから食べたとか、京都行きたくなったから行ったとか、「自己完結できること」にとどめてくださいね。
「ふと」で他人に働きかけるのは「ご法度!」。トラブルのもとです☆
本田宗一郎がおしりをさわったのは、ふと触りたくなんてまずならないご年配のおばちゃんなんです(失礼な物言いすみませんm(_)m)
で、さわられてビックリしたおばちゃんとこんなやりとり。
「わっ! 社長さん何するの!? やらしい!!」
「ごめんなさい!! 何かこう、お掃除をされている姿が、ついかわいくて、いとおしくなってしまって!!」
「まあ社長さん、こんなおばちゃんに何言っているの?笑」
「いや本当です! 本当にかわいいなあと感じてしまって! いつも一生懸命にお掃除してくれて本当にありがとう!!」
要するに、いつも会社の掃除をしてくれているおばちゃんに、感謝の気持ちがあふれたということです。で、その気持ちをちょっと大げさに表現したわけです。おばちゃんも、セクハラとうったえる事なく、それからより気持ちよくビルの掃除をするようになって。
これもホンダに幸運を呼び込む重要なお仕事なのです。
誰にでも親切に優しくしているわけじゃないですよ。内輪には厳しかった。それはもうボロクソです。で、それでいい。
この扱いの違いってわかります?
トイレ掃除のおばちゃんは、まずホンダの外部にいる存在ですよね。しかも会社をきれいにしてくれる存在です。もし掃除のおばちゃんが、喜びをもって自社ビルの掃除をしてくれれば、それはそれはエネルギー的にもきれいな会社になります。それこそ、幸運を運ぶ妖精が会社にやってきます^w^
一方、内輪の社員はどうでしょうか? 彼らは虎の威を借る狐か、他人のふんどしですもうを取る人達です。”ホンダ”の看板は本田宗一郎氏と藤沢武夫氏のもの。でも、社員というだけで、その”ホンダ”の力を借りるわけですよね。
だから、厳しくする。本当に”ホンダ”の看板を背負わせてよいものか、その名前を使って行動させてよいものか、常に厳しい視線を注がれます。
いってみれば、”神の力”を使わせるわけですから、安易に「消費」させてはいけないのですね。だから、ほめたりおだてたりする対象では全く無い。おごりたかぶらせないように、厳しく叱りつけて、慎重に慎重に消費させるのです。
いっぽう掃除のおばちゃんは、”神の力”を増大させてくれる存在です。ほめておだてて気持ちよく掃除してくれれば、”ホンダ”=”神の力”の繁栄につながるわけですね。
内と外で、見せる顔は真逆のように違うし、それが”力”を維持増大させる秘けつなわけです。力を消費する内側には厳しくして消費する量を極力減らし、力を増大させてくれる外側には優しくする。
非情の人といわれた元総理の小泉純一郎さんだって、食堂のおばちゃんには優しかったですよ☆
【著書】
25万部突破♪『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』(八木龍平・著/サンマーク出版)
【DVD・動画配信】
抱腹絶倒! 口外禁止!リュウ博士&TAIZOが、濃くゆる~く「見えない世界」を語るスペシャルトークライブ!
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これは、失ったかもしれない人生を取り戻す本だと思いました。
「学習された無力感」という概念があります。
あまりにも上手くいかないと、人間は「自分は無力だ」と学習する生き物です。無力感とは、具体的に2つの感覚を失います。
ひとつ。自分の意思で物事を始める感覚。
ふたつ。物事が成功するか否かは自分次第だという感覚。
この2つの感覚がとぼしくなることを、無力感といいます。逆にいえば、この2つの感覚がしっかりしている人は、モチベーション高く人生を生きている状態です。
それでも、そこから復活する手立ても人間は持っているのですね。
それがインスピレーションとシンクロニシティ。堀内さんの本にはそれが事細かく解説してありました。
最近ブログ界隈で「ふと」という言葉をよく見かけますが、流行っているのでしょうか。まさにこれです。
「ふと」「何か気になって」「同じ情報を何度もみて」
その時々でひらめいたこと、やろうと思ったことをシンプルに実行する。
シンクロニシティ・マネジメントというと何だか小難しそうですが、ようするにこんな簡単なことの連続でした。
「先の可能性を信じろ!」「あなたの夢は?」なんて言っても、無力さを学んだ人に届くことはありません。
でも。
いまふと気にした事をやってみる。で、楽しい。気持ちいいと感じる。
こんな事なら、やってみようかなと思える人も多いのではないでしょうか。
忠実に半年も実行すれば、もはや無力感は消え、人生の舵を再び取り戻すことになるでしょう。
自分の意思で物事を「始める感覚」。物事が成功するか否かは自分次第だという「チャレンジする感覚」。この2つを取り戻せるはずです。
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最後に、サキ読みを読んで僕が連想したエピソードを。これ、応用編ですよ^^
ホンダの創業者・本田宗一郎氏が、自社ビルでトイレ掃除をしているおばちゃんのおしりをさわる話しです。「何だそれ!」って言われそうですが、これシンクロと関係あります。
あ、「ふと触りたくなったから、触った」という話しではないですよ! ”ふと”はビール飲みたくなったから飲んだとか、お好み焼き食べたくなったから食べたとか、京都行きたくなったから行ったとか、「自己完結できること」にとどめてくださいね。
「ふと」で他人に働きかけるのは「ご法度!」。トラブルのもとです☆
本田宗一郎がおしりをさわったのは、ふと触りたくなんてまずならないご年配のおばちゃんなんです(失礼な物言いすみませんm(_)m)
で、さわられてビックリしたおばちゃんとこんなやりとり。
「わっ! 社長さん何するの!? やらしい!!」
「ごめんなさい!! 何かこう、お掃除をされている姿が、ついかわいくて、いとおしくなってしまって!!」
「まあ社長さん、こんなおばちゃんに何言っているの?笑」
「いや本当です! 本当にかわいいなあと感じてしまって! いつも一生懸命にお掃除してくれて本当にありがとう!!」
要するに、いつも会社の掃除をしてくれているおばちゃんに、感謝の気持ちがあふれたということです。で、その気持ちをちょっと大げさに表現したわけです。おばちゃんも、セクハラとうったえる事なく、それからより気持ちよくビルの掃除をするようになって。
これもホンダに幸運を呼び込む重要なお仕事なのです。
誰にでも親切に優しくしているわけじゃないですよ。内輪には厳しかった。それはもうボロクソです。で、それでいい。
この扱いの違いってわかります?
トイレ掃除のおばちゃんは、まずホンダの外部にいる存在ですよね。しかも会社をきれいにしてくれる存在です。もし掃除のおばちゃんが、喜びをもって自社ビルの掃除をしてくれれば、それはそれはエネルギー的にもきれいな会社になります。それこそ、幸運を運ぶ妖精が会社にやってきます^w^
一方、内輪の社員はどうでしょうか? 彼らは虎の威を借る狐か、他人のふんどしですもうを取る人達です。”ホンダ”の看板は本田宗一郎氏と藤沢武夫氏のもの。でも、社員というだけで、その”ホンダ”の力を借りるわけですよね。
だから、厳しくする。本当に”ホンダ”の看板を背負わせてよいものか、その名前を使って行動させてよいものか、常に厳しい視線を注がれます。
いってみれば、”神の力”を使わせるわけですから、安易に「消費」させてはいけないのですね。だから、ほめたりおだてたりする対象では全く無い。おごりたかぶらせないように、厳しく叱りつけて、慎重に慎重に消費させるのです。
いっぽう掃除のおばちゃんは、”神の力”を増大させてくれる存在です。ほめておだてて気持ちよく掃除してくれれば、”ホンダ”=”神の力”の繁栄につながるわけですね。
内と外で、見せる顔は真逆のように違うし、それが”力”を維持増大させる秘けつなわけです。力を消費する内側には厳しくして消費する量を極力減らし、力を増大させてくれる外側には優しくする。
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