1月4日から7日まで友人の竹さんご夫妻らと宮古島に滞在してきました。4日は夜到着だったので、ホテルまで行ってご飯食べて完了。ひさびさの広い浴槽に、仕事を忘れる思いをしたのは前回記事にしたとおりです。

で、5日から観光というか挨拶回り。人生初・宮古島です。沖縄自体ことしの2月が初めてでしたが。

最初におとずれたのが漲水御嶽(ハリミズウタキ)があります。まちなかからちょっと外れた所にあります。島で勝手に入っていい唯一のウタキで、旅の最初と最後に挨拶します。



やさしい感じ、地域に愛されるとけこんだ場所でした。

ちなみに漲水御嶽のすぐ近くに日本最南端の神社・宮古神社があります。厚い風を感じる神社でした(”熱い”じゃないよ。気温は25℃を超えて熱かったけど)。7日は宮古神社を参拝してから漲水御嶽に手を合わせて空港へ。

宮古島で気軽に立ち寄れる聖地は、そうそうありません。どちらもご参拝されることをおすすめします。

そして伊良部島に向かいます。

島にわたる伊良部大橋。全長3.54キロ、通行料金をとらない橋では日本最長だとか。



これ以上のドライブスポット、ちょっと経験したこと無いですね〜! だって、この海の透明度すごすぎですよ!!超〜気持ちよかったです!!



伊良部島からさらに地続きの下地島へ。案内してくれた友人曰く、下地島空港の横の海岸線がいちばんキレイだそうですよ^^

そして、現地のガイドさんと合流。NPO法人いらうゆう代表の近角敏通(ちかずみ としみち)さんです。障害者の就労を支援する福祉サービス事業所を運営されていて、ハーブ農園をつくられているのですが、ここのハーブがすばらしい☆

また伊良部・下地島の聖地を135カ所まわられたそうで(お師匠について)、島のガイドもされています。御年60うん才の素朴な外見のおじさんです。10才若く見えますけどね〜。

下地島といえば島の西端にある通り池。

龍の眼と称される2つの池です。



航空写真でみるとこんなです。


Copyright © 国土画像情報(カラー空中写真) 国土交通省

ここからさらに奥の聖域へ



こんな道を歩いて・・・。

でもこの道は行き止まり。そこから先は、行っても単独ではわからないし、また、これは肉体的・物理的にですが、マジで危ない場所です。大けがしかねません。

手足を切り傷だらけにしながら、こんな池に入ってきました。洞窟の中、海水が入ってきて。通り池が「龍の眼」なら、ここは「龍の口」。



本当に龍の口の中にいるかのごとく、呼吸のような音とともに水が上下して。ここの洞窟は子宮ともよばれていて、海水は羊水。ぷかぷか浮かんでいると、本当にすべてを忘れるようなすべてを思い出すような場所でした。

ウミヘビがじっといたのね。だからオススメはしないよ(というか、行ってはいけないと言うべきでしょう)。

宮古は神様との距離が近い。神様って「良い人」のイメージでいると、ちょっと違う。善悪を超越している。荒ぶる存在でもある。だから地元の人は行かないんだって。「そこは神様のいる場所! 行ってはいけない!」と。

でも行ける時はスルッとご縁で行けてしまう。自分からすすんで行く事は無いけど、導かれれば何の障害もなくたどりつけてしまう。

そこが神域。

僕は神社の本を書きましたが、神道の神社はもちろん人工的な場所。でも島の神域「御嶽(うたき)」はもっと原始的でした。同じといえば同じ。どちらも神様が居着いている。

でも宮古はもっと距離感が近いし、対象の人数が少ない。

神道の神社は、参拝にくる人数が多いだけに、どんどんシステマティックになっています。人口が増えれば対象の人数が増えますよね。結果、効率化がもとめられ、スタンダードな方法ができ、誰もが行ける場所になる。

でも島の御嶽や神域は、祈りにくる人数も少ないし、そうしたら、システマティックの逆になる。非効率的で危なくて、スタンダードなんて何も無くて、ごくごく限られた人だけが行く場所になる。

で、いいんだなって。

神域の原点・原始を感じて、ほんと月並みですが、大変勉強になりました。エネルギー変わったよ。龍口の水が、自分のアストラル体を満たしたから。肉体にも浸透しただろうけど、肉体の外に広がる自身のエネルギー体に水が入ってくる。

再生といっていいのかわからないけど、違うカラダになって帰ってきました。

宮古はみやこ。”宮”だけに龍宮であり子宮(こみや→みやこ)であり、ね。


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