おかげさまで拙著『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』、とうとう18万部になりました! 2010年以降の精神世界・スピリチュアルといわれるジャンルの本では、1、2を争うレベルの売れ行きです。

本当に本当に読者の皆様、本の製作・販売にたずさわってくださる皆様、応援してくださる方々のおかげさまです。改めて御礼申し上げます。

本が出る前に、自分なりの予想や目算がありましたが、それは、「1万5千部から1万6千部」というところ。担当編集者の金子さんも「2万部」を現実的な目標にしていたそう。PRを支援してくれた了戒さんも発売2週間後に増刷を目指しましょうと。(実際は発売10日前に増刷したw)

そりゃ「ミリオンセラー行くぜ!」とか、何なら「全世界で3千万部!!」とかね、景気のいいことを言いたいですが(笑)、それはそれとして、会社の中で売上目標を説明するようなシチュエーションだと、言う事も変わってきますよね。

「この本いい本なんです! めっちゃ面白いです! だから10万部いきます!」なロジックでは、他人は納得してくれない。過去のデータに基づく裏付けが必要なんですね。

ま、数字の裏付けをとったからといって、あんまり当たらないのですが(笑)、「ちゃんと考えてますよ」という証しにはなります。

そうすると、僕のケースだと「1万5千部くらいはいけそう→じゃ目標は2万部だな!」というのは、固有名詞が出るので裏付けを大っぴらに話せませんが、そんなもん。

それが18万部ですから、人生わからないです。

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

野球選手・監督の野村克也さんが使って有名になった言葉ですが、元は江戸時代の大名が書いた剣術書からきています。同じ事を、畏友であり出版業界の大先輩サトユミことライターの佐藤友美さんも話してました。

「売れない本はわかる。売れる可能性があると思った本は、そのうちの5分の1が売れる」と。出版のプロであるサトユミさん、こんな事をやっていては売れない、という本は分かるそう。同時に、「売れる条件を満たしている」と思った本のうち、実際に売れるのは5分の1だと。

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

本づくりも一緒なんですね。なーんて語れるほど僕は経験積んでないですけど^^

初詣をひかえ、神社の季節いよいよ到来です。