先日、豊島園イベントに参加した旨を書きましたが、そこで「あ、これブログに書こう」と思ってメモしたお話がひとつありました。

了戒翔太さんの、「命の意味は」という話し。

これご本人のブログに詳細があります。

今を生きる僕たちの「命」の意味って知っている?

株式会社リバースプロジェクト代表取締役の龜石太夏匡さんから、了戒さんが聞かされたお話。

「命」の意味は、「未来をよくするためにある」のだよと。

このお話って、ものすごく人生観が出る話しなんですね。このお話に共感した了戒さんだから、12月10日の「どんどんよくなるトークライブ」にも共感するところがあったのでしょう。

逆に言えば、「世界はどんどん悪くなっている」という考え方もあるんですねぇ。「あの頃は良かった」という懐古主義や、赤ちゃんの時がもっとも良かった・もっとも素晴らしい存在という幼児退行願望につながったり。

けっこう真っ二つなんです。精神世界であれこれ発言している人の内容を、有名無名問わずチェックしてみてください。2つに分かれますから。

「命」の意味は、「未来をよくするためにある」。

そう言い切れるには、自分の人生を全肯定する必要があるわけですね。了戒さん、高校生の頃から家計のためにバリバリ働いていた相当な苦労人ですが、でも、そうやって全肯定する力があるってすごいなと思うのです。

僕自身は、高校生までは「世界はどんどん悪くなっている」と思っていたし、人間は年を取るほど「どんどん悪人になっていく」と思っていました(苦笑)。

なんか人間の存在を否定していたんですよねぇ。机上の空論、観念的なものですよ。そうすると、全ての行ないを否定したくなるんです。

でも大学生に入ってからかな。徐々に変わっていって。

何でそうなったのか? というと、世の中から「役割」というのを与えられてから。もっと突き詰めていえば、「役割を得よう」とあがき始めてから。

そこから、人間はダメだ的な考えが、どっか飛んで行きました。思春期の頃にかかるハシカみたいなものでしょうか?!太宰にかぶれるみたいな。実際、高校生の頃は太宰治よんでました。

もうどんな内容か忘れましたけどね(笑)

太宰治よりは、山本周五郎や遠藤周作が好きだった。

山本周五郎も遠藤周作も、現実の苦しみを描きながらも、登場人物は前を向いていた。それでも力つきるやるせない状況になる事もあったけど。

否定からは何も生まれない。

未来をよくするために、僕も残りの命を燃焼させていこうと思ったひと時でした。


~あなたの応援クリック、ありがとうございます~


自己啓発 ブログランキング