今年の秋に何か起こるとか、いつものありがちなウワサだけどよく聞きます。僕が耳にするのは、ゲリー・ボーネルさん系と、ダリル・アンカさんがチャネリングするバシャールの2つが発信源。

英米人はヴィジョナリーvisionaryだな〜と、感心します。未来予測は英米の人、お得意なんですよ。「こういう未来がくるぜ!」とヴィジョンを打ち出して世の中を啓発していく人、ビジネスでも政治でもいらっしゃいますよね。

バシャールという言葉を初めて耳にしたのは2007年2月。いわゆるスピリチュアルとよばれる世界に、テレビ番組の美輪さん・江原さん以外で、リアルにお会いする方から聞かされた初めての情報でした。スピ系のイベント・出版では知られたVOICEさんのソースというワークショップだったな。

「バシャールが言うてるように、ワクワクすることしようぜ! ということやねん」なんて言われて。バシャールって何やねん? と問うと、イギリス人のダリル・アンカがアクセスしている宇宙人で、うんぬんという説明を聞かされ。

以来、たまに耳にするけど、はい、本を読んだりネットで情報をあさったりした事は全然ありません^^ ほんとについ最近YouTUBEでちょろっと動画を見たくらいかな。さとうみつろうさんと対談しているやつ。

そんな程度ですが、僕自身の実感でいうと、去年2015年ほどの変動の予感は感じないです。ちょうど去年はギリシャのユーロ離脱問題でゆれ動いたかと思ったら、中国バブルの崩壊危機が起き、原油の大幅安も重なって、すごいきな臭い1年だったのですよね。

今年はイギリスのユーロ離脱ショックがあったとはいえ、この夏は全然そういうきな臭さはとぼしく。日本も相も変わらず、って感じですしね。

だから2016年の秋って、予測という意味では無風だと思います。ちょっと専門的な話しになりますが、長期金利が短期金利を下回る逆イールド・カーブ現象が起こると、いわゆる不景気の到来です。が、アメリカ経済はそんな兆候ありません。

大した事、起きそうな目が無い。予期せぬ◯◯なんてのを挙げたら、キリが無いですけどね。

それでもこうしてまことしやかに「2016年の秋に大変革!」なんて期待を、一部の人がいだくのだとしたら、秋に起こるのは、それは内面的な変化だろうと思います。それも「他人」に起こるのでは無くて、「自分自身」に起こる。

自分自身に大変革を起こすのは、ほんと自分次第です。そんな大変革を起こす人が、この秋に大量に出現するのだとしたら、それは面白いし、ワクワクします。

バシャールらのそれを、予言ではなく、企業経営者や社会変革家のヴィジョンととらえてみると、ヴィジョンを実現するのは他ならぬ自分自身なのですよね。

僕自身も、この秋にはいろいろと変わるやもしれません。ただ、それはここにいたるまでの準備というのが、それこそ1年以上、いやもっと長期にわたってあります。そういう積み重ねの中間決算が起こるのだとしたら、かなり大変な事ですけどね。

ひとつ、これは僕自身の予言というか予感を言うとしたら、いよいよ、「腹をくくらないといけない」と感じています。

大変革と2極化という議論、いっしょに語られますが、僕の生活実感で語ると、2極とは、これまでの常識で生きるか、いったん捨てて自分の新たな常識で生きるか。僕でいえば、富士通社員で生きるか、今のようにフリーで生きるか、という2極。僕は一方を捨て、一方を選びました。

フリーで生きるのはそれ相応のそれこそ「崖から飛び降りるような」覚悟が必要でしたが、でも、富士通社員で生きるのも非常な覚悟が必要だったろうと思います。

腹をくくって、ここで生きるという主体的な選択をしただろうし、そうしないと、とても会社で生きていくのが難しくなる。ちゃんと覚悟を持って、この会社という世界で生きる、この会社を支えるという自覚です。まるで新入社員のごとく、今一度大きな覚悟を持たないと、甘えた姿勢で居続けることはとてもできないなぁと感じていました。

2極のどちらでもいいけど、どちらにしろ腹をくくって選択する。また選択を益々せまられていくでしょう。その選択の時期は、2016年秋、ちょうどいい時期な気がします。悠長に考えているタイミングでは、もう無いですよ。

そんな時代の空気を感じています。

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