とうとう今日はクーラーのスイッチをONにしてしまいました。まだ修行不足です……。

昨日、システムエンジニア(SE)時代の事を書いたので、当時のことなつかしく思い出しました。

大学を出て、就職した会社でSE職に配属されたのですが、この頃は大変でした(汗)

SEというのは、情報システムの構築をする仕事です。身近なところでいえば、銀行の入手金・振込の仕組みとか、図書館の図書貸し出し返却管理の仕組みとか。

コンピュータの専門家が行なうこと、というイメージがあるでしょう。が、けっこう素人も配属されるのです。僕もその素人のうちのひとりでした。

ソフトウェア本部というところに配属になったのですが、同期は130人くらいいました。で、文系は僕を含めて7~8人。7~8人の中身は

「いや~僕くわしくないです。大学の情報システム室でLAN構築のバイトしてただけで」
「タイプ打つの早いですか? 秋葉原でパソコン修理のお手伝いしてましたからね」
「彼、東大の経済学部だよ。経営幹部候補生だろうね」

ん? ヤバくないですか?

新人研修で配布された資料には、こんな事が書いてありました。

「研修ではC言語でプログラミング構築をしてもらいます。C言語のコンパイラは、UNIXサーバーからダウンロードしてください。サーバーのコンピューター名はssnv30。該当のファイルは/H9/download/comp1a.exeです。みなに配布したノートパソコンからtelnetでログインしてください。ログイン名とパスワードは~」

まったく意味がわかりませんでしたw

ちなみ当時の僕のパソコンの知識は、公民館で無料の市民向け講座「Windows95入門」を受けてきました。以上。というレベル。

研修最初に、コンピューターの知識を問うテストがあったのですが、冗談でなく「0点」でした。ほんと、空欄しか無い(笑)

約1ヶ月間の研修で、かけるだけの冷や汗はかいたように思います。いや~、いたたまれない、いたたまれない。

研修最後の挨拶は

「まいりました。経理か総務か、事務部門への配属を希望します」

でした(苦笑)。

前回の記事で、ITコンサルタント氏に感謝している旨、書きましたが、本当に感謝しているんですよ^^;

コンピューターの知識をつける、というアプローチでは全くダメだったでしょう。情報処理の国家資格がありますのが、その手の勉強をしてもどうにもならない。

とにかく現場での実施。ひとつひとつ具体的な手順を覚えて、実行できる事をひとつでも増やす。その連続でした。

とはいえコンピュータの素人がいきなり太刀打ちできなかったですから、まずは職場の雑用をマスターしようと、ずいぶんと物品購買マニュアルは読み込みました。物はけっこう買う職場だったので。

苦境から脱出するのに2年かかったなー^^ 過ぎてみれば良い思い出だけど、過ぎるまでは大変でございました。できることをコツコツ増やしていく。そんな2年でした。

そんな苦境の渦中にある時は、観葉植物とか良いと思いますよ。家に植物の鉢を置いてお世話しているだけでも、ずいぶんと違います^^ 植物のスピリットが応援してくれるので。

参考:失敗しない室内観葉植物の選び方3つのポイントとおすすめ24選


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